精巧な再現ミニチュア、その中にナゾのアイテムが
「知らない世代には関連性が分からんものが入ってる一方で、逆に知ってる世代はソレだけを目当てに回しそうなガチャがあった」。そんなつぶやきとともにX(旧ツイッター)に投稿された画像が、2024年7月3日(水)16時15分現在、2.3万件以上の“いいね”を集めています。一体何が、Xユーザーたちの関心を引いたのでしょうか。
投稿したのは、fusiagesan(@fusiagesan)さん。画像にはバンダイの「ガシャポン」が写っていて、「ライオン株式会社 ミニチュアチャーム」とあり、同社の製品である「キレイキレイ」「CHARMY Magica 酵素+ オレンジの香り」「ルックプラス」「バファリンA」「NANOX one スタンダード」を精巧に再現したアイテムが確認できます。しかしその中に一つ、店頭では見たことのないナゾの物体が。
「飲み会とかで使えそう!」の声
アイテム名は「サイコロ」。バンダイの商品紹介ページにも特段の言及はありませんが、これはかつてフジテレビ系で放送されていた昼のトーク番組「ライオンのごきげんよう」で使われていたものです。司会の小堺一機さんが、「♪何が出るカナ? 何が出るカナ?♪」と歌いながらサイコロを振り、出た面に書かれているテーマに沿ってゲストがさまざまなエピソードを披露していました。
ライオンの1社提供番組だったため、タイトルだけでなくスタジオにもライオンちゃんの着ぐるみが常駐して番組進行をサポート。またCMでもさまざまなライオン製品が紹介されていたのを覚えている人も少なくないでしょう。
同番組の放送期間は1991(平成3)~2016年3月。番組終了からすでに8年以上が経過しており、Xの投稿者fusiagesanさんは「知らない世代には……」と付け加えたと言います。
投稿を見たXユーザーたちは、
「大当たりが入ってる!!」「めっちゃ欲しい! 飲み会とかで使えそう!」「ハンドル回すときは『何が出るカナ? 何が出るカナ?』と思わず口ずさんじゃう」「情けない話……なさばな~!!」(※番組でおなじみの掛け声)
と大盛り上がり。どうやら、番組を覚えているユーザーがまだまだ多いように見られます。
また、「え!? あのライオンって、そのライオンと同一人物だったの!?!?」と、番組に出演していたライオンがライオン社のキャラクターだと初めて知り驚く人も。
fusiagesanさんは「昔から生粋のテレビっ子なので、ごきげんようは学校・仕事が休みだったりするときに見ていました。親によると、幼稚園上がる前後頃にはおもちゃのサイコロ転がしてごっこ遊びしてたらしいとか」。
「(このガシャポンを見た第一印象は)『あのサイコロの権利ってフジテレビじゃなくてライオン側なん……!?』が真っ先に浮かびましたね」とのことで、例の投稿では同じ点に突っ込むリプライがいくつも見られました。
fusiagesanさん自身もガシャポンを回しましたが、サイコロではなく「CHARMY Magica 酵素+ オレンジの香り」が当たったそう。さっそく自宅のチャーミーマジカにぶら下げて楽しんでいるようです。
(LASISA編集部)
配信: LASISA
関連記事: