「みんな大変」と安心できることが、集まりの主目的かも?
さらに、絶望的な声を上げたのが“男子校ママ”たち。
《「女子ママに聞くしかない」と言われてるけど、何もわからないまま解散するしかない男子校ママ(・∀・)》
《「同じクラスのしっかりした女子」が存在しない……》
男子ママたちの会で得られるものは、共感と安心感なのでしょうか。
投稿者は、「『うちはもう体操服無くした』『メガネ2本折れた』『スライディングして夏ズボン裂けた』『タブレットバキバキになった』みたいな話で盛り上がり、何も情報はつかめないものの、みんなこんなもんなのかもと安心して終わるのが男子ママ会」と分析しています。
都内の私立男子校に通うお子さんをもつAさんによると、「男子校の母親同士の交流は想像以上に密」だと言います。
中学校になると、ママ友付き合いは減るだろうと思っていたAさん。「上の子は公立の共学校なのですが、親同士の付き合いは少ないです。保護者会の出席率も6~7割くらい。でも、下の子の私立男子校は保護者会を休む人はほぼゼロ。部活、現在のクラス、前の学年のクラス、地区会、PTA会に加え、仲のいいママたちとの集まりなど、月に何度も集まってます。
私も、今回の投稿者さんと同様で、学校での様子、各教科の先生の評判、テストのことなど全部ママ会から仕入れています。『○○くん、この前~~して先生に呼ばれてたらしいよ』なんて聞いた日には、『えーー!知らんかった!」とひっくり返りそうになります(笑)ホントに何も話してくれてないのです。
でも、ママ会でそれぞれが息子から聞いたわずかな情報を持ち寄ると、ピースが埋まるように全容が見えてくるんですよ。男子校ママたちのネットワークあなどるなかれですよ。
また、男子たちがいかに“母親の想像を超えたコトをしでかすか”、最後はある意味“自慢大会”のようになりますね」と、明かします。
あまりの共感の嵐に、男子ママたちの涙ぐましい努力が垣間見えました。当の本人はどこ吹く風でしょうが……。
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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