「私は美人じゃない」「人より太ってる」…外見を“気にしすぎる”子どもたち【ルッキズムの弊害】に親はどう対応するべき?

「私は美人じゃない」「人より太ってる」…外見を“気にしすぎる”子どもたち【ルッキズムの弊害】に親はどう対応するべき?

ルッキズムの弊害? 過剰に外見を気にする子どもたち

 多様性を重視する現代。それなのに、外見に関して限られた価値観にとらわれがちなのが、今の10代から20代の若い世代の特徴のひとつでしょう。「ルッキズム」とは、見た目や身体的特徴で人を判断したり差別したりするという意味です。過剰に見た目を気にする子どもの姿を見て、親として心配になるのではないでしょうか。しかし、どう対応したら良いか困っている親御さんも多いようです。今回は、「過剰に見た目を気にする」子どもへの対応についてお伝えします。自分も子どももお互いを責めずに、気持ちが楽になることを願っています。

まずは「自分を許す」ことから始めよう

 子どものことで悩むと、「最終的に自分を責めて、抱え込む」という親御さんも少なくありません。心配になるのは当たり前のことです。「心配な気持ちになるのは、一生懸命頑張ってきた証拠」と、まずは自分をねぎらってあげてください。今の自分の気持ちにネガティブな感情があれば、しっかり受け止めて感じてあげましょう。子どもに対応するのは自分の気持ちが整えてからの方が、うまくいきます。

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