猫の『室内飼い』はストレスになる?気をつけるべき3つの注意点

猫の『室内飼い』はストレスになる?気をつけるべき3つの注意点

愛猫は「室内飼い」することで、ケガや事故などから守ることができます。しかし、住環境が整っていなかったり、猫の習性を考慮していなかったりすると、猫にとって思わぬストレスになってしまう危険性があるのです。そこで今回は、猫を「室内飼い」する際に気を付けるべき3つの注意点を解説します。

1.猫が落ち着ける場所の提供

猫は狩りをしていた時代の名残から、狭くて暗い場所に身を隠したり、安全だと認識できる高い場所にのぼって辺りを見渡したりすることで、安心感を得ることが出来ています。

そのため、猫を室内飼いする場合には、猫がゆっくり落ち着ける場所を提供する必要があります。

具体的には、部屋の中で暗いところや静かに過ごせそうなところに猫ベッドを置いたり、日当たりのよいところにキャットタワーを設置したりするのがおすすめです。住環境の中に猫目線での「落ち着ける場所」を用意することで、猫のストレスを軽減することができます。

多頭飼いをしている場合は、猫同士のケンカを防ぐためにも、それぞれの猫が隠れられる場所を確保する必要があります。

2.運動ができる場所の確保

室内飼いでは、猫の運動不足にも注意が必要です。

猫は十分な運動ができないと、ストレスを溜めてしまいます。またそれだけではなく、運動不足は筋力の低下や肥満にもつながりますので、病気の原因にもなります。

猫がよくいる部屋では、床に障害物がないように整理整頓をして、猫が自由に走り回れる空間を作ってあげましょう。猫が上下運動ができるようにキャットステップやキャットタワーを設置するのも、猫の運動不足やストレス解消に効果的です。

また、一緒におもちゃで遊ぶ時間を取ることで、愛猫とのコミュニケーションの一環にもなります。

意外に思われるかもしれませんが、猫が好きなカリカリや固形のおやつを1粒ずつ遠くへ投げて与えるのも、食事と遊びを兼ねて狩猟本能を満たすことができ、猫からも喜ばれるようなのでおすすめです。

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