日本全国に広がる子どもの貧困問題解決へ
2022年の厚生労働省「国民生活基礎調査」によると、日本の「子どもの相対的貧困率」は11.5%となり、18歳未満の子どもの9人に1人が貧困状態にあることが分かった。特にひとり親家庭の44.5%、およそ2人に1人が貧困状態であることが判明。しかし貧困に苦しむ家庭は周囲から見えづらく、貧困問題の解決を難しくしているようだ。
同団体は、子どもの貧困問題は、日本全国に広がる社会課題だと捉えている。ひとり親家庭の中には、仕事や居住地を変えざるを得ない状況の人も多く、限られた地域だけに目を向けていても問題解決につながりにくい状況にあると考えている。
そして、全国で深刻な事態となっている貧困問題を解決するには、全国の誰しもがこの問題に関心を寄せ、できることから行動に移していくことが欠かせないとしている。
そこで、今回のプロジェクトでは、天理市のふるさと納税として市内へ還元しつつ、お寺からの「おすそわけ」を市内に限らず全国の家庭・団体へ発送する方針を明らかにした。
「おすそわけ」の対象を全国にすることで、より多くの人がこのプロジェクトに関心を寄せているという。同時に、「おすそわけ」を必要とする家庭におてらおやつクラブの活動が知れわたることとなり、情報が届きにくい家庭ともつながることができると考えているようだ。
子どもの貧困問題解決に関心のある人は、プロジェクトページを確認してみては。
ふるさとチョイスGCF:https://www.furusato-tax.jp/gcf/?header
プロジェクト名:困りごとを抱えるひとり親家庭に「おすそわけ」で笑顔を届ける
(Higuchi)
配信: STRAIGHT PRESS
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