SPACEは、名古屋市教育委員会事務局教育支援部 義務教育課とともに、名古屋市在住または在学の小学5年生~中学3年生の子どもを対象とした「なごやULTLA(ウルトラ)プログラム」を、8月~12月に名古屋市各所で開催する。参加費は無料だ。
「なごやULTLAプログラム」について
「なごやULTLAプログラム」は、子どもたちが興味関心のあるテーマを探究する活動を通じて自らの可能性を伸ばすことができるよう、学校外における個に応じた学びの機会として、地域の多様な人々と共につくりあげる探究学習プログラム。今年で2年目を迎える。
子どもたちは、自分の学び方に気づくきっかけがたくさんあること、安心して何度でも試せる自由な場があること、秘めた力の目覚めをゆっくり待てる余白があることを大切にすることで、「正解」に向かってではなく、「自分の心のコンパス」をたよりに自分らしく学んでいく。
なお、「ULTLA」は、Uniqueness Liberation Through Learning of optimization and Assessment(学びの最適化と評価による個性の開放)の略。
プログラム概要
「なごやULTLAプログラム」には、基礎編と応用編がある。定員は、基礎編・応用編ともに20名程度だ。
基礎編は、8月1日(木)・2日(金)の14:00~16:00に、「Co-learning&Co-working space poool Nagoya」にて開催。参加者は、自己分析ツールを用いたワークなどを通じて、自分の学び方や興味関心のある分野を見つめ、自分らしい学びや自分自身について探究する。
基礎編への応募期間は、7月1日(月)~18日(木)だ。
応用編では、「しぜん」「あきない」「くらし」という3つのクラスを用意。8月下旬以降に順次開催される。いずれも3日間完了のプログラムで、1月頃、全クラス共通の発表会を実施予定だ。
「しぜん」では、緑地でのフィールドリサーチや自然の専門家からの話を通じ、自然環境・自然科学について探究する。「あきない」では、起業家や鉱物などの専門家からの話や創作活動を通じ、商い(=商売)や経済について探究。「くらし」では、伝統文化、歴史などの専門家からの話や創作活動を通じ、歴史文化やものづくりについて探究する。
応用編の応募期間は、7月1日(月)~8月11日(日)。日時・場所については決定次第、特設サイトにて公開予定とのことだ。
配信: STRAIGHT PRESS