被災地の自然の恵みがバウムクーヘンに
今回震災の影響のあった能登を中心に、金沢、小松の自然の恵みがバウムクーヘンになる。その1つが、被災地能登町の「ひらみゆき農園」のブルーベリーだ。
被災地能登町の若き園主である平美由記さんが祖父から引継いだ、石川県で最大規模のブルーベリー農園。
能登町柳田にブルーベリーが植えられ約40年。守り続けてきた農園が地割れや土砂災害にあってしまった。
そんな逆境にもめげずに甘みと香りの濃厚な、味わい最高のブルーベリーを育てている。バウムクーヘンは、封を開ければ驚くほど香り豊かに仕上がっている。
金沢からは、きよし農園の柚子を使用した柚子が香るバームクーヘンが登場。祖父から引き継いだ若い園主・多田礼奈さんが、新しい挑戦に取り組んでいる。
農園の「きよし」は、多田さんの亡き祖父の名前から。香り高い「金沢ゆず」と、加賀野菜「ヘタ紫なす」を育てている。
バウムクーヘンに使用するのは「金沢ゆず」。美味しさの秘密は、里山の寒暖差が作り出す、厚手でボコボコした皮。金沢の料理屋やレストランからも高い評価を得ている。
バウムクーヘンから香る、驚くほど品のいい香りはまるで「食べる香水」のようだ。
最後は、就労支援施設「はまかぜ」が作った小松名産大麦を100%使用したバームクーヘンだ。
小松市の大麦の生産量は全国トップクラス。豊富に採れる小松産の大麦は六条大麦と呼ばれ、麦茶や麦飯用としてはもちろん昨今は市内のパン屋や菓子店でも使われている。
石川県を、そして小松市を象徴するバウムクーヘンを
「石川県を、そして小松市を象徴するバウムクーヘンを作れないか?」そこで小松市大学生から出たアイデアは「九谷焼」だった。伝統工芸でもある九谷焼は、金沢はもちろん、この小松市でも数多くの作家が活動している。「外国人の方に、そして観光客の方に、石川県の魅力を知って欲しい」そんな想いが込められている。
「九谷焼をどうやって表現するか?」パッケージで表現することは難しくなかったもののバウムクーヘンにどう反映するか?ufu.編集長である坂井さんのアイデアで、チョコレートに九谷の伝統模様を表現。円盤のディスクチョコレートに九谷模様を転写することで再現した。
能登、金沢、小松、それぞれのバウムクーヘンに異なる柄を。この模様は、小松市に住むアーティストである「九谷もんよう」さんによるもの。九谷もんようさんによるイラストレーションが小松の伝統と混ざり合い、素敵なデザインになった。
バウムクーヘンの上にのせられたチョコレートは、そのままバウムクーヘンと一緒に食べても、少しレンジで温めてフォンダンショコラのように楽しんでもOK!チョコレートと各素材の相性も抜群だ。
美味しいバウムクーヘンで、、能登半島地震からの復興を支援してみては。
■Baum Kutani
内容量:6個入り(3種類のフレーバー各2個入り)
価格:3,000円
Makuake応援購入実施時期:6月28日(金)~7月31日(水)
一般販売:2025年上旬ごろ予定
Makuake:https://www.makuake.com
プロジェクト名:全国バウムクーヘン総選挙1位『ツキトワ』×地元学生!オリジナル復興バウム誕生
(佐藤 ひより)
配信: STRAIGHT PRESS
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