愛猫に『酸化したキャットフード』を与える危険3選 正しく保存する方法は?

愛猫に『酸化したキャットフード』を与える危険3選 正しく保存する方法は?

愛猫のごはんであるキャットフードをどのように保管しているでしょうか。一度封を開けたキャットフードは、時間が経つにつれ、酸化が進みます。そうすると、風味が悪いだけでなく、猫の健康にとって害になることも。そこで今回は、愛猫に「酸化したキャットフード」を与える危険性について、正しく保存する方法と合わせてご紹介します。

3.下痢や嘔吐を起こす

キャットフードは、酸化すると風味が劣るため、猫の食いつきも悪くなりますが、品質の変わってしまったキャットフードを食べた場合、下痢や嘔吐などの消化器症状を引き起こすことがあります。また、アレルギー症状があらわれることもあります。

キャットフードに含まれる脂肪は、酸化することで過酸化脂質に変化し、最終的には悪玉コレステロールとなって、体に悪さをします。

また、酸化したキャットフードを食べ続けることで、ガンのリスクを高めてしまうだけではなく、老化を早めてしまうともいわれています。

キャットフードの正しい保存方法

冒頭でも書きましたように、キャットフードは空気に触れると酸化が始まります。特に、高温多湿の場所では、酸化を早めてしまいます。

一度開封したキャットフードは、ドライフードなら1ヶ月以内、ウェットフードなら翌日までに食べきるようにしましょう。数日分に小分けしてしまうのも保存のコツです。食器に出したキャットフードは、猫が残してしまったら雑菌が繁殖している恐れがあるため、半日ほどで片づけて下さいね。

開封したキャットフードを酸化から守るには、空気に触れないことが重要になります。密封して、直射日光と高温多湿を避け、温度変化の少ない室内で保管するのが理想的です。冷蔵庫の中で保存すると、出し入れの際の温度差で結露が起こりやすくなり、その結果カビが生える恐れがあるため、おすすめできません。

キャットフードは、袋のままではなく、密閉容器に移して保管しましょう。空気を抜いて真空状態で保存できるドライフード保存容器なら、より安全に保管できますよ。

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