Snow Manのメンバー候補とされた5名のジュニアとは?
当時、Snow Manをめぐっては同年11月、翌年19年2月に京都・南座、4月から5月にかけて東京・新橋演舞場で舞台『滝沢歌舞伎ZERO』を上演するとの発表があったばかり。
出演者には岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、宮舘涼太、佐久間大介のオリジナルメンバー6人に加え、当時、関西ジャニーズJr.として活動していた向井康二と正門良規、Jr.内ユニット・宇宙Sixのメンバーだった目黒蓮、ジャニーズJr.の影山拓也、田中誠治がメインキャストとして名を連ねていました。
そのため、流出資料にあった「+5P」は、この5人のことで間違いないと見られていたワケです。彼らは年明け1月8日に行われた『滝沢歌舞伎ZERO』の制作発表会見&囲み取材にも、Snow Manと共に登壇しています。
しかし、約1週間後の17日、増員が正式に発表された際、メンバーとしてお披露目されたのは向井、目黒、そして少年忍者として活動していたラウールの3人でした。
特に、ラウールは当時15歳と一際若く、経験も浅かったことから、先輩たちから“職人集団”と称されていたSnow Man加入は、まさに寝耳に水。あのときの大きな衝撃はいまだによく覚えています。
正門良規「Snow Manへの加入の話を断った」説も浮上しファン混乱
なお、Snow Man増員発表の翌日、4~5月の『滝沢歌舞伎ZERO』東京公演にラウールと林翔太が出演すると発表され、同時に正門と田中は京都公演のみの出演となることが明らかに。
正門は同年2月に結成された「Aぇ! group」のメンバーに選ばれ、4月に東京・グローブ座にて舞台『僕らAぇ! groupって言いますねん』の上演も決まったことから、タッキー、そして横山裕、大倉忠義と話し合いのもと、グループ活動を優先するために、『滝沢歌舞伎ZERO』東京公演には出演しなかったと、のちに雑誌のインタビューで明かされました。
しかし、発表当時は、「Snow Manへの加入の話を断ったから舞台から下ろされた」という説も浮上するなど、ファンは混乱。
また、加入組へのバッシングも日々加熱し、アンチによって舞台ポスターの向井と目黒の顔に×印がつけられるという事件も発生。目黒がJohnny’s web(現・FAMILY CLUB web)内のブログで「駄々こねてる子猫ちゃんたち」「爪そこで研ぐな!!笑」と冗談めかしつつ苦言を呈したことも。この、「子猫ちゃんブログ」は「ファンをバカにしている」と批判を呼び、後日、深澤がブログでフォローするという出来事もありました。
それでも3人に対する心無い声はやまず、グループのセンターに抜てきされたラウールも、今では考えられないほど理不尽な叩かれ方をして、SNSは罵詈雑言であふれていたのを覚えています。
配信: サイゾーウーマン