猫の『毛柄』のバリエーションが豊富な理由3選 全部で何種類あるの?どうやって柄が決まるの?

猫の『毛柄』のバリエーションが豊富な理由3選 全部で何種類あるの?どうやって柄が決まるの?

ふわふわの毛並みと愛らしい表情が印象的な猫。その魅力のひとつが、豊富な毛色と毛柄のバリエーションです。縞模様・まだら模様・三毛など、さまざまな種類の毛柄が存在し、猫好きを魅了し続けています。しかし、なぜ猫の毛柄はこんなに豊富なのでしょうか?またその毛色の種類や決まり方はどうなっているのか…疑問を持つものの解明できたという飼い主さんは多くないかもしれません。そこでこの記事では、猫の毛柄のバリエーションが豊富な理由やその種類・決定づけの要因、新毛柄「サルミアッキ」について解説します。猫の飼い主さん、必見の内容です。

猫の毛柄は全部で何種類あるの?

猫の毛柄は、遺伝子の組み合わせによって非常に多様で、厳密な種類数は特定できません。しかし、代表的な毛柄だけでも23種類あるといわれています。

まずベースとなるのが、



ブルー
茶トラ
キジトラ
サバトラ
三毛
サビ

これに加えて模様の要素が加わります。

全身模様
白混ざり(ブチ)
トビ柄(白が多いブチ)
薄模様

これらの要素が組み合わさって、猫の毛柄は大きくわけて24種類あるといわれています。ほかにもポイントテッド柄やタビー柄など、珍しい柄も有名ですね。

新しい毛色「サルミアッキ」とは

「サルミアッキ」という毛柄をご存じでしょうか?この毛柄は最近登録されたもので、突然変異によって2007年にフィンランドで誕生しました。

気になる毛柄ですが、ベースはハチワレで毛先に向かって白くなり、白い部分が斑点になっていたり三毛になっていたりするようです。

なおサルミアッキとは、フィンランドのリコリス菓子のこと(日本では「世界一まずい飴」といわれているのだとか…)。

黒地に白い斑点模様がある毛柄が、お菓子に似ていることからこの名前が付けられました。

非常にユニークでぜひ本物を見てみたいものですが、レア毛柄のため簡単にお目にかかれる機会はなさそうです…。

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