犬の散歩『適切な時間』とは?どれくらいの時間や距離を歩いたらいいの?

犬の散歩『適切な時間』とは?どれくらいの時間や距離を歩いたらいいの?

犬には散歩がつきものです。とはいっても、一体どれくらいの時間や距離が適切なのでしょうか。毎日散歩に行っているものの、適切なのかどうか自信がない、小型犬なので散歩はいらないのではないかと思っているなどの飼い主さんのために、犬にとっての散歩の必要性や、適切な時間や距離の目安、適切か否かの判断基準などをご紹介します。

犬の散歩にとって「時間」や「距離」以外にも大切なこと

愛犬の散歩をの時間充実させるための要素は、その長さや距離だけではありません。冒頭でお伝えした通り、散歩の目的には3つのキーワードがありました。「運動」「刺激」「絆」です。

このうち「刺激」に着目してみましょう。毎日同じ時間に同じコースを散歩していたとしたら、どうでしょうか。マンネリ化してしまい、せっかくの散歩も、あまり刺激を感じられなくなってしまうでしょう。

犬の散歩では、ぜひさまざまなルートを用意し、わざと時間をずらしてみてください。コースの違いや時間の違いによるバリエーションが、愛犬の好奇心を満たしてくれるはずです。

そして「絆」です。散歩では、愛犬と飼い主さんのコミュニケーションがとても大切です。アイコンタクトを取りながら、必要に応じて指示を出しながら愛犬の安全を確保し、散歩しましょう。それが、楽しく安全で周囲に迷惑をかけない散歩を実現させ、愛犬との絆を深める機会にもなるのです。

愛犬との散歩中は、考え事をして上の空になったり、スマホを気にしたりするのはやめましょう。せっかくの愛犬との絆を深められる大切なチャンスを逃さないように、愛犬との時間を大切に過ごしたいですね。

まとめ

今回ご紹介した時間や距離は、すべて目安です。犬種特性や個々の性格によっては、あまり散歩をしたがらない、もしくは飼い主さんがへとへとになってもまだ散歩をしたがることがあるかもしれません。

適切な散歩は、その子の様子を観察した上で飼い主さんが最終的に判断し、調整することが理想です。適切な散歩量の目安としては、「帰宅したら昼寝を始める」くらいの疲れ方です。「帰宅してすぐに遊び始める、遊びたがる」のは、散歩の量が少なすぎるでしょう。

また、歩いているうちに喉をゼーゼーと鳴らし始めたり、呼吸をするのに首を伸ばしたりし始めたら、すぐに切り上げましょう。息切れの症状です。歯茎や舌が青白い、ふらつくなど具合が悪そうなら、すぐに動物病院で診てもらいましょう。

「超小型犬だから」とか「週末にドッグランでたくさん運動させたから」等と言って毎日の散歩をおろそかにせず、愛犬の心身の健康を維持し、飼い主さんとの絆を深めましょう。

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