小暑に見頃を迎える旬の花とは？
小暑の頃に見頃になるのがハスの花。15日間の節気をさらに３等分した季節を表す言葉に「七十二候（しちじゅうにこう）」というものがあり、約5日ごとに初候（しょこう）、次候（じこう）、末候（まっこう）と呼びます。小暑の次候は「蓮始開（はすはじめてひらく）」といい、蓮の花が咲き始める頃という意味です。
蓮の花は日の出とともにゆっくりと咲き始め、9時ごろになるとゆっくりと閉じていきお昼頃には蕾に戻ります。また、蓮の花は開いて3〜4日で散ってしまうとても儚い花。泥水から生じているとは思えないほどの清らかさを持つ蓮の花を鑑賞したいのなら、少し早起きして出かけるのがおすすめです。夜明けから開花のために待機していれば、蓮の花びらが開くときに「ポン」という音を聞くことができるかもしれません。
小暑を境により暑さが増していきます。まだ涼しい早朝を狙って蓮の花見に出かけてみるのもいいかもしれません。
（水浦裕美）
配信： LASISA
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