【鹿児島県志布志市】「しぶし茶」使用の新商品、九州のセブン‐イレブンで発売。志布志有明町店でイベント

発売記念イベント開催

「ニッポンクラフト かなやみどり」の発売記念イベントが、セブン‐イレブン志布志有明町店にて7月10日(水)14:00より開催される。

内容は、ニッポンクラフトに込めた想いなどを伝える商品紹介、志布志市長ら関係機関からのあいさつ、「ニッポンクラフト かなやみどり」の試飲、「しぶし茶」を紹介するパネル展示だ。

「しぶし茶」と取り巻く状況と今後の課題

近年、消費者の生活習慣が変化したことにより、急須で淹れるお茶の消費が少なくなっている。このため、お茶の価格は低迷しており、茶生産者は減少し、これに伴い耕作放棄地は増加している状況だという。

「しぶし茶」の生産においては、高齢化による生産者の減少はあるものの、伊藤園をはじめとしたドリンクメーカーとの連携により、契約栽培による安定出荷を行うことで、生産面積は減少していないのだそう。しかし、肥料等の農業資材や電気・ガス料金等の高騰により生産コストが上昇し、厳しい状況にあるようだ。

「しぶし茶」は、品質・生産量ともに全国トップレベルのお茶だが、認知度は低く全国的にはほとんど知られていないという。知名度をどのように向上させていくかが、今後の課題となっている。

そんな中、2023年3月30日に志布志市は伊藤園と連携協定を締結し、「しぶし茶」の知名度向上等に取り組んできた。

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