高齢化社会の日本。私の父親も、介護が必要になった経験があります。ここでは、自分の父親が介護が必要になったきっかけや、介護の分担についてお話しします。
人間はいつどうなるかわからない
要介護度の高い高齢者を介護する場合、ほぼ付きっきりで介護することになります。若いころの自分は、自分の両親に介護が必要になったらどうしようという、漠然とした不安がありました。
ところが、自分が30代の中ごろに、当時71歳だった父が倒れたのです。足に血栓ができる病気で、倒れる前日まですたすた歩いたり、自転車に乗って遠出したりしていた父が、突然足を引きずり、杖を突く様子を見てがく然としたのを覚えています。
付きまとう「介護」の不安
その後、父は再三にわたり足の手術を繰り返しました。そして数年後についに「要支援2」の判定を受けることになったのです。ついにそこまでになってしまったかと、落ち込みました。いずれは車椅子になる可能性もあり、どうなっていくのかと不安で眠れない日々も。
その当時は要支援2でしたが、いずれ要介護になれば自分も仕事を辞めて、付きっきりになるのではないかという不安に襲われました。
配信: 介護カレンダー