介護は分担するのがベスト
ひとりで家族の介護をおこなうのは、精神的にも体力的にも相当な負担になると思い、私たちは父の介護を母親と2人で分担しておこなっていました。そのため、さほど負担になることもありませんでした。もしも母がひとりで介護していたら、かなり大変だったでしょう。さらにケアワーカーの協力もあり、大変助かりました。父はその後亡くなりましたが、父も自分たち家族も後悔することなく、見送ることができました。
介護は精神面や肉体的だけではなく、金銭面での負担もあります。父は要支援2のまま、車椅子を必要とすることはありませんでした。私の家は金銭的に余裕がなく、バリアフリー化されていない築53年の家です。もしも父が車椅子になっていたらと思うと、とても家では生活できなかったと思います。
まとめ
私の周りには、介護をひとりでおこなう人が少なくありません。ひとりで家族の介護問題を抱え込まないようにするには、介護のプロや気の知れた相手などに相談することが大切だと感じます。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
文/吉田ひろし
著者/シニアカレンダー編集部
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