【漫画】妹の病気がきっかけで才能が花開く?夢を諦めた女子高生の感動ストーリー【作者インタビュー】

【漫画】妹の病気がきっかけで才能が花開く?夢を諦めた女子高生の感動ストーリー【作者インタビュー】

中学生の頃から漫画を描いている腹ぺこ ららばいさん(@harapekoLullaby)は、X(旧:Twitter) で漫画を公開している。2023年11月には創作漫画「夢見る四葉」と題した作品を投稿。女子高生が将来の夢に葛藤する心情がリアルに表現されている。今回は本作を紹介するとともに、本作が誕生した理由などについて、腹ぺこ ららばいさんに聞いた。

■「夢見る四葉」誕生秘話と作者の思い

高校生の幸はイラストレーターになる夢を持っていたが、自分には才能がないと感じ、担任との進路相談を機に諦めてしまう。病弱な妹の夢見は、入院生活の中でも笑顔を絶やさない。しかし、夢を失った幸は笑顔を見せることができず、思わず妹に八つ当たりしてしまう。

2カ月後の全国高校美術展を前に、夢見を傷つけた罪悪感から幸は作品作りに集中できない。そんなとき、夢見の容体が急変し、家族は病院へ急行。夢見は弱々しい声で「四葉が見たい」と言い、幸は真夜中に四葉のクローバーを探しに飛び出す。四葉を見つけて病院に戻るが、夢見は目を覚まさなかった。
悲しみに暮れるなか、幸は夢見を想いながら作品作りに没頭し、その結果、美術展で最優秀賞を受賞する。

「夢見る四葉」の作者、腹ぺこ ららばいさんは、現代の物理的な豊かさや成功だけが幸せと考える風潮に反論したかったと語る。「決してそんなことはない」ということを伝えたかったそうだ。

さらに、腹ぺこ ららばいさんは自身の学生時代を振り返り、「主人公の悩みは当時の自分そのものです。進路に悩む人たちに、この作品が届いてほしい」と願っている。作者の作品はX(旧:Twitter)で公開されているので、興味のある方はぜひチェックしてほしい。

取材協力:腹ぺこ ららばい(@harapekoLullaby)

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