【7月7日】七夕は“五節句”の一つ!何色の短冊がいい?願い事の書き方は?「陰陽五行説」に基づいた《お願いの仕方》 心理カウンセラーが解説

【7月7日】七夕は“五節句”の一つ!何色の短冊がいい?願い事の書き方は?「陰陽五行説」に基づいた《お願いの仕方》 心理カウンセラーが解説

七夕は「五節句」の一つ

 7月7日は七夕。広く知られた伝統行事です。「七夕の節句」と呼ばれるように、桃の節句(3月3日)や端午の節句(5月5日)と同じ「五節句」の一つです。 節句とは、「季節の変わり目」のことで、この変わり目に、無病息災・子孫繁栄などを願います。もともとは奈良時代に唐から伝わった「陰陽五行説」に基づいていて、お供えや邪気祓いなどの行事も行われます。

 七夕の節句は、織姫と彦星の伝説などから「星祭り」ともよばれます。願いごとを短冊に書いて、竹や笹に結び付けることも行われます。 笹や竹には「神様が降りて来る際の目印」という言い伝えがあります。 近年では、スーパーやデパートなどに、短冊を書くコーナーなども見かけるようになりました。そこで今回は、短冊に願いごとを書く際のポイントと、何色の短冊を選べばよいのか、この2点をお伝えいたします。

【願い事の書き方】願いごとを書く際は「ストレート」に

 次の2つの言葉を比べてください。
・子どもが試験に落ちませんように
・子どもが試験に受かりますように

 どちらが合格できそうですか? これは、明らかに後者ですね。なぜかというと、「受かる」というゴールを明確に口にしているからです。特定のことを意識すると、その定めたことに自然と意識が向かう心理のことで「カラーバス効果」といいます。

 また「落ちないように」と、たとえネガティブなことを打ち消したとしても、どうしても先に「落ちる」と口に出しているため、落ちる場面を連想しがちです。これは「かわいいパンダの親子を連想してはダメです」と禁止されても、パンダの親子をイメージしてしまうのと同じです。

 他の例も見ていきましょう。
・ケンカはダメです⇒仲良くしよう
・ミスはダメです⇒上手くやろう
矢印の右側の例文のように、望むゴールを明確に口にすることを心掛けてください。

関連記事: