ハイアット リージェンシー 東京の「ひまわりアフタヌーンティー」を体験レポート!
まるで小さな美術館に来たかのような、繊細でアーティスティックなスイーツと、食欲を刺激するスパイシーなセイボリーが魅力的な「ひまわりアフタヌーンティー」はゴッホの代表作『ひまわり』を展示する「SOMPO美術館」とのコラボレーション企画。
ゴッホの『ひまわり』の絵画をモチーフにしたチョコレートは、運ばれてきた瞬間からクオリティの高さに「すごい!」のひとことがあふれ出ます。
まずは、まるでひまわりそのもののような芸術的な1品「ひまわりロリポップ」をいただきます。花びら部分はパイナップルを薄くスライスしたドライフルーツなのだとか。
ロリポップチョコには、フルーティーなアプリコットジュレのほか、パリ創業の紅茶専門店「マリアージュ フレール」の代名詞的フレーバー「マルコ ポーロ」を使用した紅茶風味ミルクチョコレートムースが入っています。ひと口食べた瞬間、柔らかなチョコレートムースがとろり! なめらかな食感と紅茶の香りにより、口の中が幸福感で満たされました。
植木鉢に見立てたグラスには、キウイ、マンゴー、パイナップルなどフルーツソースが注がれており、果実の酸味が甘いロリポップチョコとよく合います。佐藤シェフ曰く、ロリポップは時間がたつと溶けやすくなるので、早めに食べるのがおすすめだそう。
続いては、麦わら帽子のモチーフがとってもかわいい「ココナッツとパインのムース」。麦わら帽子はマカロンやチョコレートで作られており、その細部へのこだわりに感動します。
白いココナッツムースは爽やかな甘さと口当たりのよさが魅力。中に入っているパイナップルジュレの酸味と、果肉の食感も楽しめるのが嬉しいです。
印象的な味だったのはこちらのカラフルな「マカロン3種」。小ぶりなマカロンの中に、「ライムシトロン」「パッションショコラ」「アナナス」といった、それぞれの食材のおいしさがギュッと詰まっています。特に中のガナッシュが濃厚なので、ゆっくり、じっくりと味わうのがおすすめ。
「どのマカロンがいちばん好きだった?」と一緒に来た仲間と食べ比べるのも楽しいはず。
今回のアフタヌーンティーの中で主役といっても過言ではない「ゴッホ『ひまわり』絵画風チョコレート」は、本物のアートのような見た目ながら、額縁から絵までまるごと食べられる贅沢なチョコのスイーツ。重厚感のある額縁はキラキラと輝くすこしビターなチョコレート、絵の部分はホワイトチョコレートになっています。
“絵を味わう”という特別な体験ができるのも、この「ひまわりアフタヌーンティー」ならではです!
ひまわりの形をしたこちらのキュートなスコーンには、絵の具チューブに入った特製オレンジジャムと、マスカルポーネのクリームが付いてきます。チューブから直接ジャムを絞って、スコーンの上にお絵描きができる工夫が楽しい! せっかくなのでたっぷりのせていただきます。
スコーンの生地にはひまわりの種がたくさん練りこまれており、食べ応え抜群。コリコリとした食感やナッツのような香ばしさも楽しめました。
セイボリーは「ひまわり仕立てのキーマカレー」、「フラワートルティーヤホットドック」、「サンフラワーシードの和風カッペリーニ」、「シーザーサラダ」の全4種。スパイスの風味や塩味が食欲をそそる、夏にぴったりなメニューです。
私の推しセイボリーはキーマカレー。ちょうどよい辛さがクセになり、スイーツの合間にいただくのにぴったり!
フリーフローの飲み物は、コーヒーや紅茶のほか、かわいらしいオリジナルドリンクもオーダーできます。夏の青空やひまわりをイメージした色鮮やかなドリンクは、見ているだけで心が晴れます。グレープフルーツやライム、オレンジなどのフルーティーな味わいが楽しめる「フルーツモヒート」や、南国感がある「ココナッツパインミルク」など、どれも爽やか。
美しい見た目はもちろん、食感やフルーツの味わいなども見どころの多かった今回のアフタヌーンティー。果実感がしっかりあるスイーツと、ちょうどいい塩味を感じられるセイボリーのバランスがとてもよかったです。アートが好きな人や、夏の風情を感じたい人にはぴったり。
アフタヌーンティーを楽しんだ後は、ぜひハイアットリージェンシー 東京の近くにあるSOMPO美術館で本物の絵画『ひまわり』を鑑賞し、アートな1日を過ごしてみてください。
配信: OZmall