猫が『貧血』を起こしているときのサイン3つ 考えられる原因やチェック方法も

猫が『貧血』を起こしているときのサイン3つ 考えられる原因やチェック方法も

猫も人間と同じように貧血になることがあります。猫の貧血は珍しくないといわれていますが、症状に気が付かないことも多いため、治療が長引いたり貧血が悪化してしまうことも少なくないようです。そこで今回は、猫の貧血の症状や原因、チェック方法についてお話しいたします。

3.歯茎や舌、鼻が白っぽい

猫が貧血を起こすと、全身へ届けられる酸素量が低下することが原因で、歯茎や舌などの粘膜や鼻が白っぽく変化することがあります。

歯茎や舌の赤みは赤血球によるものです。そのため、普段はきれいなピンク色の口の中が白っぽい場合は、貧血を示すサインかもしれません。

口の中を見られるのを嫌がる猫は多いのですが、小さな変化にもすぐに気付けるように、日頃から口の中のチェックに慣れさせておくと安心です。

普段の健康チェックに口の中のチェックをプラスすることで、愛猫の貧血に気付きやすくなるのではないでしょうか。

貧血の原因とは

猫が貧血を起こしているときに考えられる理由として、以下のような原因が考えられます。

出血
感染症
腎臓病
中毒
寄生虫

ケガなどの外傷による出血や、消化管内の腫瘤などから出血がある際も貧血を起こす場合があります。

猫白血病ウイルスや猫エイズウイルス、猫伝染性腹膜炎、マイコプラズマなどの細菌の感染が原因になる場合もあります。

腎臓病や慢性の疾患による貧血、玉ねぎ中毒、ノミやダニなどによる吸血も、貧血の原因になる可能性があります。

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