猫が『貧血』を起こしているときのサイン3つ 考えられる原因やチェック方法も

猫が『貧血』を起こしているときのサイン3つ 考えられる原因やチェック方法も

猫も人間と同じように貧血になることがあります。猫の貧血は珍しくないといわれていますが、症状に気が付かないことも多いため、治療が長引いたり貧血が悪化してしまうことも少なくないようです。そこで今回は、猫の貧血の症状や原因、チェック方法についてお話しいたします。

貧血のチェック方法

先ほどもお話した通り、猫が貧血になると口の中や鼻が白っぽくなります。一番確認しやすいのは「歯茎」ですので、愛猫の唇をめくって確認してみてください。

貧血を起こしているか確認する場合は、歩き方もチェックしてみてください。

よろめいて倒れたり、フラフラと足元がおぼつかないようであれば要注意です。

貧血が進行すると、より多くの酸素を体に取り込もうとするため、呼吸が荒くなったり呼吸数が増えることがあります。

そのため、呼吸数を数えたり口を開けて呼吸をしていないかをチェックすることも肝心です。猫の正常な呼吸数は安静時で1分間に20~40回程度、睡眠時は15~25回程度です。1分間数えるのは大変ですので、10秒間数えて6倍にしても大丈夫です。お腹が膨らんだりしぼんだりを数えるようにしてください。

もしも貧血の症状が確認できた場合は、速やかにかかりつけの動物病院で診てもらってください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、猫の「貧血」について症状や原因、チェック方法についてお話しいたしました。

猫の貧血は、初期段階で気付きにくいことが多いのですが、食欲低下や元気消失に加えて口の中や鼻が白くなっている場合は貧血の可能性大です。

日頃から愛猫の口の中をチェックしたり、歩き方や呼吸の仕方を観察することで小さな異変にも気づきやすくなります。

もしも、愛猫の体調に違和感を感じたら、早めに動物病院を受診するようにしましょう。

関連記事:

ねこちゃんホンポ
ねこちゃんホンポ