男女で結果に微妙な差
「夫婦関係がうまくいかない」と感じている既婚者は世間にどのくらいいるのか? うまくいかない原因や、円満維持のために努力していることとは? このたび、ぐくみプラスが「夫婦関係の悩み」についてのアンケート調査結果を発表しました。調査は2024年6月17日~7月1日、全国の既婚男女計400人にインターネット上で実施。男女の内訳は各200人です。それによると、「夫婦関係がうまくいかない」と思ったことがある人は男女ともに68.0%。
同社は「『夫婦関係がうまくいかない』と感じるのは決して珍しいことではない。結婚生活では価値観や生活スタイルの違い、コミュニケーション不足による誤解などのさまざまな要因で、夫婦関係に齟齬(そご)が生まれる」と分析しています。
うまくいかないと感じたきっかけは男女で微妙に差異があり、男性は「自分を理解する姿勢がないと感じるとき」「相手の気持ちが分からないと感じるとき」「話をちゃんと聞いてくれないとき」の順。女性は「自分を理解する姿勢がないと感じるとき」「話をちゃんと聞いてくれないとき」「相手の気持ちが分からないと感じるとき」となっています。
またほかには「会話が否定で返ってくるとき」(40代男性、子どもあり)、「名前を一切呼ばなくなったとき」(40代女性、子どもなし)といった声もありました。さらに、夫婦間の一番の悩みは、男女ともに最も多かったのは「金銭感覚の違い」。それ以下は性別により異なり、男性は「相手から愛情を感じられない」「セックスレス」「その他」「教育方針の違い」「家事育児に非協力的」「産後クライシス」、女性は「その他」「家事育児に非協力的」「相手から愛情を感じられない」「教育方針の違い」「セックスレス」「産後クライシス」となりました。
「その他」の一例としては「整理整頓がずぼら」(50代以上男性、子どもあり)、「義理の両親や家族との付き合いがストレス」(30代男性、子どもあり)、「親の介護に関する考え方の違い」(40代女性、子どもなし)などが挙げられています。
うまくいかない夫婦関係が修復したと思う男性は42.0%、女性は36.0%。夫婦円満の秘けつは、男性は「会話の時間を持つ」「相手を思いやる」「感謝を表現する」「干渉しすぎない」、女性は「相手を思いやる」「会話の時間を持つ」「感謝を表現する」「干渉しすぎない」となっています。
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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