りりなさん流 家計管理の3ステップ
POINT1 家計管理&経済圏の整理
家計簿を付けて収支を把握すると同時に、家賃や水道光熱費など生活にかかる費用を1つの口座やカード払いにまとめ、お金の流れを整えることを「経済圏の整理」と呼びます。公共料金の支払いでもポイントは貯まるため、分散しているポイントをまとめ、家計のプラスに。
POINT2 NISA
1月からスタートした“新NISA”は、つみたて投資枠と成長投資枠の2つがあります。口座開設はいつでもできて、併用もOKなのが魅力。1年間の投資限度額はつみたて投資枠が120万円、成長投資枠が240万円。非課税期間は無期限ですが、上限金額は1800万円です。おすすめは、つみたて投資枠で、投資初心者でも簡単に始められコツコツ貯められます。
初心者向け NISAの始め方
1.NISAのオススメPointは?
税金がかからない
つみたて投資枠、成長投資枠を合わせて1800万円までは課税されません。ただ、成長投資枠は1800万円のうち1200万円までが上限。利益が上がって税金がかからないのが魅力です。
100円から投資可能
NISAの正式名称は、少額投資非課税制度。ネット証券では、投資信託の購入金額を100円単位で決めることができるため、家計をやりくりすれば自分のペースで、無理なく投資が可能です。
iDeCoとの違い
同じく非課税で所得控除できるiDeCoは、老後の資金としての意味合いが強く、引き出しは原則60歳以降。お金を途中で引き出せること、税金などを考えると、NISAの自由度はかなり高いと言えます。
売却や出金が可能
万が一まとまった現金が必要になった時、すぐに売却したり、出金できたりするのがNISAの特徴です。また、毎月積み立てる掛け金が、口座アプリで簡単に変更可能なのも、無理なく続けられるポイントです。
2.NISAはどんな人にオススメ?
家事や育児、さらには仕事と、時間がない人ほど、NISAは向いているといえます。資金に余裕がない人も、つみたて投資枠に毎月3000円でも自動積み立てできれば、その後は放っておいても構いません。口座開設のひと手間さえクリアすれば、後は「お金に働いてもらう」という意識で積み立てていくと良いでしょう。
3.NISAを始めるために最初にすることは?
口座開設
メールアドレスやマイナンバーカードを用意。苗字や住所が古い情報だと申請ができないので気を付けましょう。NISA口座は1人1口座のみなので、銀行や証券会社の選択は慎重に。
カード連携にも注目
クレジットカードのポイントを貯めながら投資でき、取引ごとにポイントが貯まるケースもあるので、口座開設の前にチェックしておくことがオススメです。
つみたて投資をする金額を検討
貯金も含め、一般的に積み立ては収入の20%と言われます。この20%の範囲内で、貯金と投資のバランスを考え、無理のない投資額を決めましょう。
配信: ぎゅってWeb