3.毛づくろいをする
先ほど登場した「毛玉」というキーワードからも想像されるとおり、毛づくろいも大きな共通点になります。
この習性を持つ理由も共通しており「身体を清潔に保つ」「愛情表現」「体温の調整」といった点があります。
さらに、毛づくろいに欠かせない「舌」の構造も似ており、ざらざらとした突起を持っています。
大型ネコ科動物の場合は、ざらざらというよりはトゲトゲしく、獲物の肉をそぎ落とす際にも役立っているというから驚きです。
日々せっせと毛のお手入れをする姿は、猫そのものを彷彿させることでしょう。
ちなみに、トラの場合は猫と違って、被毛の下まで模様が入っているということも、豆知識としてご紹介しておきます。
まとめ
大型ネコ科動物は、習性や食の好みが一緒ということもあって、猫の面影を感じさせます。
基本的には人と共存することは難しいため、普段の生活の中で見ることはできませんが、ぜひ動物園に足を運んでみてください。
無防備に寝ている姿や、必死に毛づくろいをする姿を見れば、そのギャップにはまってしまうことでしょう。
一方、ライオンやトラは、絶滅危惧種に指定されているという事実もあります。
猫はもちろん、全てのネコ科動物たちが健やかに暮らせるよう、私たちも意識を高めていきましょう。
配信: ねこちゃんホンポ
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