「使いづらい」「細かい操作ができない」という意見も
このように、トラックボールマウスを称賛する人がいる一方で、「別に、生産性は高まらないと思う」「誰でも使いやすいかと言われると疑問」「今の時代でマウスから標準の座を奪えないのにはそれなりの理由があるのでは?」「やっぱり普通のマウスの方が使いやすい」などの意見も。
さらに、「慣れるまで時間が掛かる」「トラックボールはドラッグ操作が難しい」「座標を正確に指定したいときはマウスのほうが個人的には使いやすい。」など、トラックボールは細かい操作やドラッグに不向きという意見も……。
また、トラックボールのメンテナンスに言及する人もいました。手の脂やほこりで動きが悪くなってしまうため、定期的にボール部分を清掃してあげる必要があります。
目的によって使い分ければ最強?
このようにメリットデメリットを踏まえ、「ゲームをするには不便だけど、ネットサーフィン、動画編集、写真の編集みたいな創造系の作業をするならトラックボール式の方が疲れないからオススメ」と、目的別にマウスを変えている人もいるようです。
筆者もトラックボールマウスの愛用者の一人。使い始めたきっかけは「マウスの操作によって引き起こされた小指から手首にかけての痛み」でした。トラックボールに慣れるまでは、数日あれば十分だと思います。最初は、急ぐ作業の時はマウス、余裕があるときはトラックボールを練習し、現在はトラックボールを使いやすく感じています。慢性的な肩こりもずいぶんと解消しました。
トラックボールは向き不向きの多いマウスとは言えますが、もし、手首の痛みでマウスを持つのが辛いと思っている人は、一度試してみてはいかがでしょうか。
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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