弁当コンサルタントに聞く!初心者に優しい「学童弁当」のレシピは?傷みにくくする工夫も

家にあるもので作れるお弁当レシピ&常備しておきたい食材

買い物に行けないとき、材料が少なくて済む、おすすめのレシピは?

ピザトーストは、パンとチーズ、たまねぎ、ピーマン、ハムなど、わりと冷蔵庫に常にあるような具を使い回せば作れるのでおすすめです。ピーマンの代わりにブロッコリーや枝豆、ハムの代わりにベーコンやウインナー、ツナ缶でもいいですね。

ベースとなる「パン+チーズ+ケチャップ」さえあれば、あとはあるものをのせるだけで、なんでもピザトーストになります。

常備しておくと便利な食材

  • ロールパン
    サンドイッチを作るとき、ロールパンなら真ん中に切れ込みを入れて具を挟むだけで完成しますし、子どもの手のサイズにおさまって、食べやすいのでおすすめです。冷凍してストックしておくと◎
  • 缶詰
    肉・魚それぞれ常備しておくと便利です。例えば、焼き鳥の缶詰を卵とじにして、青ネギを切ってのせれば「親子丼弁当」が作れます。缶詰は味がしっかりついているものが多くて使いやすいですよ
  • 乾物
    白ごま、かつお節、青のり、乾燥パセリなど白系や明るいトーンの色味のを常備しておくと、おかずの上に少しふりかけるだけで見栄えが良くなります

猛暑のお弁当作りで気をつけること

食材の傷みが心配…気をつけたいポイントは?

持って行く直前に一度お弁当箱のフタを開いてみてください。もしフタに結露がついていたら、キッチンペーパーで拭き取ってからフタをするだけで、お弁当の中の水気をかなり減らせます。

お弁当のフタに直接アルコールを吹きかけて、乾かしてから閉めるのもおすすめです。冷ましているつもりでも意外と熱をもっているんですよね。

また、遮光性のある保冷バッグに入れることで温度変化が緩やかになるので、そういったアイテムをあわせて使うようにするといいと思います。保冷バッグも使う前に冷蔵庫で冷やしておくと、より効果があるとの実験結果もあります。

また、保冷剤は忘れずに。夏場はいつもより多めに入れておくと安心です。冷気は上から下に流れるので基本的にはお弁当の上に乗せましょう。

お弁当の食材を冷ますときのポイント

調理したおかずを冷ますときは、キッチンではなくリビングで冷ますようにするといいです。キッチンは家の中で一番暑い場所なので、風通しがよく涼しい場所に置くだけでもちがいますよ。 

急いでいるときは、おかずをのせた容器の上にキッチンペーパーを被せて、冷蔵庫のチルド室に入れて冷ますという手も。ただし、チルド室に入れたり、風を当てて冷ましたりする場合は、食材が乾燥しないようにキッチンペーパーをのせてくださいね。

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