●#コンビニはエロ本を売らずにおむつを売れ 賛成派の意見
まず聞こえてきたのは、成人向けの本を置くスペースがあるなら、ベビー用品を置いてほしいという声。確かに、おむつの他にも離乳食やミルク、おしりふきなど、ベビー用品はたくさん。成人用向けの本の棚の大きさはその店舗によっても異なるものの、ママたちが急場をしのぐという意味では、少量であっても置いてあることが大切で、まずは置いてほしいといった内容。
また、別視点ではベビー用品のニーズではなく、成人向け雑誌を置くことについて問題視する意見も。コンビニは、小さい子も入店可能。子どもの眼に入りやすい場所に成人向け雑誌が置いてあることは、教育観点上望ましくないと考えるママの意見も多かった。
●#コンビニはエロ本を売らずにおむつを売れ 反対派の意見
直接的な反対意見はそこまで多くなかったものの、懐疑的な意見はいくつか散見されました。
まずは、店舗に置いたら本当に買うのかどうかをいぶかしむ意見。というのも、売り始めたらスーパーやドラッグストアよりは
割高になることが予想され、結局は安価な店で購入してしまうのではないかというもの。確かに、ある程度市場に見込みがなければ、コンビニにとっては損失になりかねません。
また、そもそも商売として成り立つのであれば、メーカーやコンビニはすでに展開しているはずであり、急場しのぎニーズを解決するためでは、商品展開するのは厳しいのではないかという、冷静な指摘もあった。コンビニでおむつを置くときは、おそらく通常よりも少ない枚数での販売になるでしょう。それであっても、棚のスペースは他の製品に比べて大きくなることが予想。時々しか動かないおむつを入れるよりは、もっと売れやすい商品を数点置いた方が営業効率が良いからではないか、と背景を予想する声も
その他、賛成派の意見とは逆で、成人雑誌のような性的コンテンツを世の中から排他することは、過剰な性嫌悪教育であり、むしろ子の成長に良くない影響をもたらすであろうという意見もありました。
●コンビニにおむつはないのか? 探してみるとあった!
ところで、探してみると現状でもおむつを取り扱うコンビニエンスストアはあるようです。その代表例が、「HAPPY LAWSON」(神奈川県横浜市)。山下公園のほど近くにあるこの店舗では、子育て家族にとって便利で楽しいをテーマとしており、店内通路もベビーカーがすれ違いで通れる広さと快適な作りになっています。
また、子育て家庭にはうれしいミルクや軟水、離乳食などの他、子どもが大好きなカラフルなお菓子やオモチャ、絵本など、ママパパだけでなく、子どもにとっても楽しいお店になっているのがポイント。
その他、全国にはオーナーの意向でおむつを並べているコンビニもあるようで、Twitter上にはその目撃画像も多数。少子高齢化の社会構造になっているため、子を持つ家庭のニーズは世の中に汲み上げられにくいけど、少子高齢化だからこそ、ママたちを応援して子育てしやすい世の中になっていくことが大切なのでは、とも。あなたはこの問題、どう考えましたか?
(文・団子坂ゆみ/考務店)