冠婚葬祭で真珠を身に着けるときのマナー

真珠はフォーマルシーンでも活躍してくれるジュエリーです。

ただし着用にはマナーがあり、シーンにふさわしい真珠をチョイスしなければなりません。

ここからは、冠婚葬祭で真珠のネックレスを身に着けるときのマナーをご紹介します。

結婚式の真珠マナー

おすすめの真珠サイズ：直径7～10mm程度の標準的なサイズ
おすすめの真珠カラー：ホワイト、控えめなピンク・ゴールドなど
おすすめの長さ：40～45cm程度

結婚式では、ゲストが白を身に着けることはマナー違反とされています。

しかし、真珠のジュエリーについては例外！

粒がそろっていて上品かつ清楚なアコヤパールは、結婚式にふさわしいジュエリーと考えられています。

このほか真珠としての格が高い黒蝶真珠や白蝶真珠のネックレスも、結婚式という華やかな場に花を添えてくれるでしょう。

また長さは、鎖骨のラインにそっと寄り添う40～45cmがおすすめです。

トレンド感や華やかさをプラスしたい場合は、60cm程度のものを身に着けても構いません。

お葬式の真珠マナー

おすすめの真珠サイズ：直径7～9mm程度の小ぶりなサイズ
おすすめの真珠カラー：ホワイト、グレー、ブラックなど
おすすめの長さ：40～45cm程度

光沢が控え目な真珠は、故人に敬意を示す上で最適なアクセサリーの1つです。

お葬式で身に着ける場合は、上品な小さめサイズを選びましょう。

真珠のカラーは、華やかな印象を与えにくい落ち着いたカラーを選ぶことがマスト。

ホワイト・グレー・ブラックなら、故人を悼む場所で身に着けても違和感がありません。

ただしバロックパールはカジュアルな印象を与えるため、何色であっても着用を控えてください。

また2連のネックレスは「悲しみが重なる」、長すぎるネックレスは「悲しみが長引く」というイメージを与えます。

お葬式では、着用を控えるのがマナーです。

まとめ

真珠を使ったアクセサリーは冠婚葬祭で大活躍します。
真珠記念日を迎えるにあたり、1セットそろえてみてはいかがでしょうか？

ただし近年は世界的にアコヤパールの需要が高まっており、価格も高騰しているようです。
「少しでもお手軽に入手したい！」という方は、バロックパールや淡水真珠にも目を向けてみましょう。

文／カワサキカオリ

配信： ASOPPA!