コロナ疲れからくる体の不調におすすめの対策
子どもの急な休校や時短登園、仕事や家事との調整に四苦八苦しているママたちの間で、密かに蔓延しているかも?と心配されているのが、コロナ疲れ、コロナ鬱です。
子どもたちのケアだけならまだしも、マスクやトイレットペーパー探しにピリピリしたり、仕事や家事との調整に頭を悩ませているうちに、疲れやストレスは想像以上に溜まっていることでしょう。
中でも、在宅ワークやネットショップの利用機会の増加などで、いつも以上にスマホやPCを見る時間が増えると、スマホネックなどと言われる前傾姿勢の時間が増えて、首付近のコリや詰まりがいつも以上に懸念されます。
首の後ろ側には、血液のほか、体にとって非常に重要な流れが通っており、それらの流れが滞ってしまうと、肩こり首コリはもちろん、さまざまな体の不調につながるとも指摘されているのです。
疲れが溜まった、首が辛いといった場合は、まずは、首のうしろの詰まりを和らげ、流れをよくするマッサージで対策してみましょう(※)。
※あくまで一時的な効果を目指すものです。これらの症状がある場合は、医療機関を受診しましょう。
コロナ疲れ改善におすすめのマッサージ法
1. まずは、頭全体をもみほぐしましょう。
手の指で揉もうとすると指が疲れてしまうので、手をグーにして行うのがおすすめです。左右の手でグーをつくり、おでこの中央に両手をあてます。
2. 左右それぞれのグーの手で、グリグリと円をかくように頭を刺激! そのまま、少しずつ、位置をずらし、耳の上あたりまできたら手を休めます。
3. 同じように両手でグーを作ります。おでこの中央にあてたら、今度は、頭頂部に向かってグリグリ刺激していきます。
4. 今度はグーの左右の手を首の後ろにあててグリグリ刺激しながら、頭頂部に向かってグーの手を上にずらしていきます。
これだけでも、流れが改善されて少しほぐされていると思うので、あとは、頭全体を、グーや手のひらをあてて、気持ちが良いように適宜マッサージします。
5. 厚手のジーンズもしくはバスタオルを用意します。それを固くぐるぐる巻きにして、首用の枕を作ります。
首枕を首の後ろにあてるのですが、その時、首の後ろだけに枕があたり、頭は床について、顎がうーんと上に突き出た姿勢になるのが理想です。
6. そのまま目をつむり、数分間キープ。首の後ろ側がスーッと伸びて、何かの流れが促されているような感覚を味わえたら◎。
腰に疲労感がある場合は、無理のない範囲で、先ほどの首枕を腰付近にあててみるのもおすすめです(※)。
筆者(リンパケア検定2級)の場合、このマッサージを行うと疲労感だけでなく、疲れ目が改善されることが多いので、時間があるタイミングで試すようにしています。ぜひ、トライしてみてくださいね。
※頭付近、首や腰などに、すでに強い痛みがあるような場合は、医師に相談してから行いましょう。