季節のフルーツを使ったスイーツを提供する「Patisserie I griega(パティスリー イグリエガ)」が、7月3日(水)に東京・赤坂のアークヒルズ内にてグランドオープンした。
ロブション出身のパティシエが手がける新店
「Patisserie I griega」は、六本木ヒルズのミシュラン星付きの名店「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」を2003年に立ち上げた際のメンバーの一人であった吉田順子氏が、シェフパティシエとして手がけるパティスリー。
吉田氏は、12年間勤めたロブションにてパティスリー部門の責任者などを経験したのち、2019年に「SPROUT Café さくら坂」をロブションの立ち上げメンバーとともにオープンし、シェフパティシエを務めた。その後、再開発のために店を閉店し、今回「Patisserie I griega」をグランドオープンした。
店内に30席、テラスに32席が用意されており、全国の生産者から直送されたフルーツを使用した、吉田氏が得意とするパフェやケーキの生菓子のほか、サブレなどの焼き菓子を味わうことができる。
季節によって味が変化する桃を使用
夏のメニューとして、季節によって味わいが変化する桃を使用したメニューが登場。夏のパフェやショートケーキには、山梨県宝桃園と興隆園から直接仕入れた桃を使用。6月中旬~8月下旬まで、その時期に一番おいしい朝採りの完熟桃を使用するため、訪れるたびに異なる桃の味わいや食感を楽しむことができる。甘酸っぱく柔らかいジューシーな味わいからクリーミー・濃厚な味わいになり、8月下旬にはパリパリとした食感に移り変わる。
「桃のパフェ」2268円(税込)は、直送された桃を、フレッシュのほかコンポートやソルベにしており、桃の異なる味わいと美味しさを提供する。
桃の美味しさをさらに引き立てるため、コンポートにはカルダモンとバニラをプラス。桃のソルベのほか、すももとヨーグルトのソルベ、オリーブオイルのアイスも加わり、アイスの融点の違いを楽しむこともできる。また、ギリシャヨーグルトとディルのクリームやブラックペッパーなどのアクセントもプラスされた、すべてが混ざり合う桃とのマリアージュを味わおう。
「桃のショートケーキ」1210円(税込)は、山梨から取り寄せた桃をふんだんに使用。季節ごとに変わるショートケーキは、使用するフルーツに合わせて生クリームの配合や生地の厚みをかえ、一番美味しい味わいに仕上げている。
夏メニューには、さくらんぼを使用したミルクレープも登場。「さくらんぼとレモンのミルクレープ」1210円(税込)は、15層からなる層の間に、マスカルポーネを加えたコクのある生クリームとレモン果汁を搾って作ったレモンカードを重ねている。グリオットチェリーが散りばめられた、初夏におすすめの甘酸っぱいケーキだ。
配信: STRAIGHT PRESS