まるでホンモノ。
食文化研究家のスギアカツキです。『食は人生を幸せにする』をモットーに、食トレンド、スーパーマーケットやスタバ、ダイエットフード、食育などの情報を“食の専門家”として日々発信しています。
夏バテ防止や暑い日の疲労回復にもってこいのごちそうといえば、「鰻」。今年の土用の丑の日は7月24日(水)と8月5日(月)ですが、悲しいことに鰻の価格がますます高くなっていますよね。
すき家は950円(うな丼並盛)、吉野家1207円(鰻重1枚盛)に。気軽に専門店に食べに行ったり、スーパーでお得に買える存在ではなくなりつつあります。そんな状況を本気で救ってくれるような商品が日清食品から登場します。
その名は、「プラントベースうなぎ 謎うなぎ」。うなぎはもちろんのこと、動物性由来原料を一切使用せずに作った商品で、オンラインストアでの限定販売。
価格は1尾1500円です。2023年に発売された際はわずか1分で全1000セットが完売したそうですが、今年は品質強化のために大リニューアルを行い、7月11日12時より限定5000セットが発売されます。私は新作の先行試食会に参加してきました。
あの「謎肉」の加工技術を発展させて作られた
結論から言いますと、ホンモノそっくりで腰を抜かすほどの驚きがありました。
今回の商品はカップヌードルでおなじみの「謎肉」を作る大豆たんぱくの加工技術を発展させ、最新のフードテクノロジーを駆使して誕生したそう。いったい、どうやって作ったの? と真相を知りたくてたまらなくなり、そのこだわりを取材することにしました。
今回は、今年の謎うなぎを食べたリアルな感想と、ヒットの決め手になるであろう2つのカギを2つ発見しましたので、素直に紹介していきたいと思います。
日本料理の名店「くろぎ」監修の本気感あふれる商品
昨年は即完売したものの、購入者の一部から「大豆特有のにおいが気になる」という指摘があったそう。
今年はその点を改善して驚きのあるおいしさを実現すべく、監修として日本料理の名店「くろぎ」の店主である黒木純氏を起用するという点からも本気感がうかえます。
黒木氏といえば、以前料理対決番組で「和の鉄人」として注目を集めた人物。5000セット売るためだけに料理界の超有名人とコラボする勇気と実力に脱帽してしまいます。ちなみにヒカキンとコラボして生まれたカップ麺「みそきん」は、約350万個を売り上げています。
配信: 女子SPA!