日本や世界で『猫の神様』が崇拝される理由3つ

日本や世界で『猫の神様』が崇拝される理由3つ

伴侶動物として絶対的な地位を確立した猫ですが、ただ可愛がられているだけではなく、神様としても崇められています。それは日本だけの話ではありません。猫を最初に崇拝したのは古代エジプトのようです。なぜ猫が日本や世界で神様として崇拝されているのかについて、探ってみました。

世界中に溢れる猫グッズ

世の中には、猫をモチーフとした日用品や雑貨が溢れています。

猫グッズは、古代エジプトの時代から、ミイラ、像、護符などとして存在していました。これらは、猫が世界の各地で神様等として崇められていたことの証とも言えるでしょう。

今回は、日本や世界で神様や神様の使いとして崇められている猫について、なぜそのような存在になったのかを探ってみたいと思います。

世界で崇められている猫

古代エジプトのバステト神

猫の神様と言えばすぐに思い浮かぶのが、古代エジプトのバステト神です。

古代エジプトでは、オス猫は蛇の姿をした魔神と戦う太陽神ラー、メス猫は豊作、母性、庇護を象徴するバステト神、そして猫とライオンは戦いの神シェカメットの象徴とされていました。

イングランド

積荷に害を及ぼしたり感染症を媒介するネズミ退治のために、猫はよく船に乗せられていました。

猫には天候を変える力があると信じられ、特にイギリスでは黒猫を乗船させると縁起が良いと、漁師の守り神になりました。夫の無事を祈って、漁師の妻が黒猫を飼う地域もあったようです。

北欧神話

北欧神話では、女神フレイヤの車を牽引していた2匹の猫がノルウェージャンフォレストキャットだと言われています。

この猫たちには結婚についての予知能力があり、結婚式に猫が姿を現すと吉兆だと言い伝えられています。

イスラム教

直接崇拝の対象ではありませんが、猫は清潔であり、偉大なる預言者から愛されていたことなどから、イスラム教でも猫は大切に扱われるようになりました。

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