袋をかけず赤く仕上げる
丁寧に人工授粉する
新見市の桃づくりは、桃の花が咲く4月初め、桃畑が一面桃色に染まる中「人工授粉」を行う。桃の中には花粉を持たない品種があり、花粉を持つ別の品種の樹から採取した花粉を、こうして人工的に受粉することで、安定して桃をならせることができるという。
摘果して必要な数だけ残す
すべての花が桃の実になると、樹には大量の果実がつく。一見、たくさん収穫できてよさそうだが、そうすると栄養や水分が分散し、果実一つ一つが小さくなってしまうそう。そこで、必要な数だけ残して、不要な果実は小さいうちに落とす「摘果」という作業を行う。
果実の下から袋をかける
桃は日光に当たると赤く色づく特徴をもつ。袋をかけず赤く仕上げる桃が新見市の特徴だ。白く仕上げたい「おかやま夢白桃」や、袋をかけることで品質が良くなる品種には袋かけを行う。袋をかけた後は、甘みを蓄えながら果実が大きくなるのを待つばかりだ。
近くの人は、新見市の夏を彩る「草間もも直売まつり」へ、参加してみては。
■土橋交流センター
住所:岡山県新見市土橋928
岡山県新見市就農情報チャンネル(YouTube):https://www.youtube.com/@user-me3lu3ng4w
(江崎貴子)
配信: STRAIGHT PRESS
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