食べるサプリ?! 「菜の花」は春の季節の変わり目にぴったり!

第202回 注目のビューティーフード情報をまとめてチェック!
小さくて黄色い菜の花が野に咲き始めると、春の訪れを感じますよね。春の風物詩とも言われる「菜の花」。実は、見て元気をもらうだけではなく食べても元気をもらえるんですよ。『食べるサプリ』とも言われる菜の花についてご紹介します。

春の風物詩「菜の花」を見て元気!食べて元気に!

春が近付くと黄色い鮮やかな花を咲かせる菜の花。菜の花畑いっぱいに黄色く咲き誇る姿は、見ているだけで明るく温かい気持ちになりますよね。

そんな菜の花は、寒い冬を乗り越えるためにたくさんの栄養を溜め込み、春に花を咲かせる直前の栄養価が凄いんです!

季節の変わり目の中でも、春は風邪や花粉症などいろいろな病気が流行る季節でもあるので、栄養価が高い「菜の花」は、免疫力を高めて体を健康にサポートしてくれる、この時期にぴったりの野菜なんです。

その栄養は『食べるサプリ』とも言われるほど!
・βカロテン
・ビタミンB群
・ビタミンC
・ビタミンE
・ビタミンK
・マンガン
・リン
・マグネシウム
・カリウム
・カルシウム
・鉄
・葉酸
など。

(1)ビタミンC
粘膜強化や免疫力を向上させ、疲労軽減効果、コラーゲン生成の促進や美肌効果も期待できます。

(2)βカロチン・グルコシノレート・ケンフェロール
強い抗酸化作用を持っており免疫力を高めて、風邪やインフルエンザなどのウイルス予防に期待できます。

(3)ビタミン類・ミネラル
活性酸素の発生を抑えて細胞を元気に維持し、美肌効果も期待できます。

(4)カリウム
体の中の不要な塩分を排出してくれるので、ダイエット中の方や塩分を気にする方にオススメです。

(5)カルシウム
骨粗鬆症の予防に期待できます。

(6)鉄分・葉酸
貧血気味や妊婦の方に良い効果をもたらす成分と言われています。

健康にも美容にも嬉しい、まさに『食べるサプリ』ですよね。

食べるサプリ?! 「菜の花」は春の季節の変わり目にぴったり!

季節の変わり目にぴったり「菜の花」の美味しい食べ方は?

菜の花はアブラナ科のとても栄養価の高い緑黄色野菜。菜の花という野菜があるのではなく、アブラナ科の植物の花蕾の部分を全て「菜の花」と言うそうです。アブラナ科の野菜は、ブロッコリー、チンゲン菜、大根、白菜、キャベツ、カリフラワーなどがあります。

◆菜の花の食用の部分は?
・花が咲く前のつぼみの部分
・つぼみがない脇の芽の部分
・茎の部分
の3つの部分です。

◆美味しい菜の花の選び方は?
花が咲き始めると味が落ちるため、なるべく花の咲いていないもので、葉や茎がシャキッとして、茎の切り口がみずみずしく、中までしっかり鮮やかな色のものが新鮮で美味しいでしょう。

◆菜の花の美味しい食べ方は?
旬の野菜は一番栄養価が高い時なので、素材を生かしたシンプルな調理法がオススメです。

1・茹でる「菜の花のおひたし」
さっと茹でるだけで菜の花の素材の味が生き、とても美味しい一品に。胡麻や辛子と和えても美味しいですよね。

2・炒める「菜の花のペペロンチーノ」
オリーブオイルでニンニクや鷹の爪と一緒にさっと炒めて、ペペロンチーノ春バージョンに。

季節の変わり目で体もゆらぎがちなこの時期は、栄養価が高く免疫力を高めてくれる効果が期待できる「菜の花」を食べて、元気に春を過ごしましょう。

食べるサプリ?! 「菜の花」は春の季節の変わり目にぴったり!

■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。

この記事を監修した人

日本ビューティーフード協会 代表理事 鈴木梨沙
日本ビューティーフード協会 代表理事 鈴木梨沙
体の内側から整えキレイと幸せをかなえる一生持続可能な食事を提案する専門家として、延べ1200名以上の方にセミナー講演会を実施。著書「美女になる簡単ヘルシーダイエットBook」がある。
体の内側から整えキレイと幸せをかなえる一生持続可能な食事を提案する専門家として、延べ1200名以上の方にセミナー講演会を実施。著書「美女になる簡単ヘルシーダイエットBook」がある。

この記事を書いた人

あかり
日本ビューティーフード協会
薬剤師、日本ビューティーフード協会ビューティーフードマイスター。半年で-10キロのダイエットに成功した経験をもとに、「ガマンしない・美味しく食べる・ココロもカラダも綺麗になる」を提案している。
薬剤師、日本ビューティーフード協会ビューティーフードマイスター。半年で-10キロのダイエットに成功した経験をもとに、「ガマンしない・美味しく食べる・ココロもカラダも綺麗になる」を提案している。