5、旦那とのズレに気がつき離婚したいと思ったら
夫との関係性にズレを感じて離婚したいと思ったなら、まずは夫婦関係の修復を目指してみましょう。
それでもズレが直る見込みがないなら、離婚に向けて弁護士に相談するべきです。
(1)気持ちを伝える
あなたから夫婦関係を対等に保ちたいという心理を伝えてみましょう。
夫がもしもあなたに対して見下しているつもりはないというなら、喧嘩の際にはきちんと謝罪するべきだと説得を試みてみるべきです。
謝罪というのは、多くの女性にとっては相手に屈する行為ではありません。
相手の心に歩み寄り仲直りをしたいという合図だと旦那に説明してみるといいでしょう。
そして日頃から上から目線な口調や態度があるなら改めて欲しいと伝えることも忘れずに。
問題点は旦那が謝れないことだけではなくなっているのです。
対等の立場に思ってもらえないならば、妻としてこれ以上やっていくことが苦しい旨をしっかり伝えていきましょう。
(2)弁護士に相談
精一杯の気持ちを伝えても旦那の態度が改善されない場合には、弁護士に相談してみましょう。
離婚協議をしたところで旦那の上から目線では対等な話し合いは困難なはず。
離婚調停をすれば第三者が間に入りお互いの意見を聞いてもらうことができます。
謝らない旦那との離婚は、弁護士に相談をして進めていく方があなたに不利にはならないでしょう。
まとめ
謝らない旦那であっても、ほとんどのケースでお互いの心理を理解することでうまくいきます。
しかし、中には、本当にあなたを見下し、謝らないだけの男性がいるかもしれません。
このケースの場合には夫婦関係は悪化していくだけですので我慢しても無意味です。
できるだけ早く離婚に向けて弁護士に相談してみるといいでしょう。
ですが、完全にあなたを見下して謝らない旦那は意外と少ないかもしれません。
見下すような女性と結婚したい男性はそう多くはないと思うからです。
自分は経済的に家族を支える長だと考える男性でも、妻の支えに頭は上がらないと思っているのではないでしょうか。
長い年月を経て夫婦関係が少しずつズレてしまった可能性があります。
話し合いでズレを元の関係に修復できれば、夫婦円満に戻れます。まずは謝らない旦那の気持ちを知ること。
そしてその考えでは合わないことを伝えること。
お互いが歩み寄ることにより、これからも仲の良い夫婦でいられることを願います。
監修者:萩原 達也弁護士
ベリーベスト法律事務所、代表弁護士の萩原 達也です。
国内最大級の拠点数を誇り、クオリティーの高いリーガルサービスを、日本全国津々浦々にて提供することをモットーにしています。
また、所属する中国、アメリカをはじめとする海外の弁護士資格保有者や、世界各国の有力な専門家とのネットワークを生かしてボーダレスに問題解決を行うことができることも当事務所の大きな特徴です。
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