3.猫によってケガをすることがある
猫を見ていると分かりますが、先端が鋭い爪やキバを持っていますよね。ひっかかれたり、噛まれたりすると大ダメージを与える程の凶器となり得ます。
日頃の触れ合いやお手入れをする際に出血を伴うケガをしてしまうこともありますし、傷口から人獣共通感染症に感染してしまうケースもあるので十分な注意が必要です。
ケガをしてしまったら傷口をよく洗って消毒し、病院を受診してください。また、噛み癖がある猫は行動治療やフェロモン剤による治療を行ったり、定期的な爪切りも怠らないようにしてケガの防止に努めましょう。
また猫は、「遊びが高じて興奮しすぎた」「恐怖やストレスを感じている」「縄張りを守ろうとしている」「体に痛みがある」などの様々な理由から突然攻撃的になることがあります。
攻撃的になった猫がターゲットとするのは、主に「家族」「来客」「他の猫やペット」です。普段は大人しい猫だとしても、ふとしたきっかけで相手に傷を負わせてしまう可能性があることを念頭におきましょう。
傷が痕になって残ってしまうこともありますし、小さな子供であれば攻撃されたことがトラウマになる場合もあるかもしれません。
猫の攻撃的な行動が見られるようであれば、おもちゃやおやつで気を逸らす、水や音を活用するなどしてしつけましょう。
まとめ
当たり前のことではありますが、猫は人間と全く違う生き物です。
多くの人が猫のことを可愛い動物だというイメージで接しますが、とても痛い攻撃をされてしまったり、負ったケガから感染症にかかったりと怖い面もあることをきちんと認識しておく必要があります。
猫の怖さも知った上で対策を取りつつ、適切な距離感で接するなど節度のある飼い方を実践していくことで、愛猫とのより良い関係性を作り上げていけるでしょう。
配信: ねこちゃんホンポ
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