感動的なルビー色…!夏バテに効果◎な《ドリンク》を手作りしちゃお♪ 栄養士がすすめる作り方&コツ

感動的なルビー色…!夏バテに効果◎な《ドリンク》を手作りしちゃお♪ 栄養士がすすめる作り方&コツ

【赤じそシロップの作り方】

(1)赤じその葉を摘み(緑色の枝や茎は取り除き、葉元の赤い柄は付けておく)、水をためたボウルなどでよく水洗いします。葉の色が濃く、土などの汚れが付着していても分かりにくいので、5~6回に分けて洗うのがおすすめ。


▲5~6回に分けて優しく丁寧に水洗いし、ザルにあげていきます。

(2)ザルにあげて、1時間以上おいて水気をよく切ります。


▲筆者は鍋用の大きめのザルを活用し、少し傾けて水切り。夕ごはんを食べ、少しくつろいだら、およその水切りが完了。

(3)鍋に水を沸騰させ、水切りした赤じそを全量入れます(熱ですぐヘナっとなるので3~4回に分けると入れやすい)。時々、上下を返しながら煮て、赤ジソの葉の色が緑色に変色したら火を止めます(中火で2~3分程度が目安)。


▲加熱すると赤じその色素成分アントシアニンがお湯に溶け出し、葉が緑色に変色します。一瞬、不安になるかも知れませんが大丈夫です!

(4)ホーローかステンレスの鍋(後で酸を加えるのでアルミ製以外の鍋がおすすめ)の上にザルを置き、(3)をあけて漉します。ザルに残った赤じそはヘラなどでキュッと押しつけて汁けを絞ります。


▲キツく絞ると雑味が出やすいので、適度な力加減で汁けを絞ります。ビニール手袋をはめて手で絞ってもOK!

(5)煮汁入りの鍋を再び弱火にかけ、砂糖を加えます。砂糖が完全に溶けたらレモン汁を加え、よくかき混ぜて火を止めます。


▲レモン汁を加えた瞬間、煮汁のアントシアニンが酸と反応して鮮やかな赤色に!

(6)粗熱が取れたら清潔な保存瓶に移して完成。冷蔵で1~2カ月程度の保存が可能です。


▲作った当日から飲めます。約3倍の水や炭酸で割ると、一層キレイな色に!

作った当日から飲めますよ!!


▲赤じその葉300gから約35gのふりかけがが出来ました。少し塩を加えたもの(左)、ちりめんじゃこ・すりごまを混ぜたもの(右)。

絞った後の赤じそは「ふりかけ」にしてフードロス削減に

 作り方(4)で絞った大量の赤じそ(見た目は青じそみたいですが)からは「自家製ふりかけ」が作れます。絞った後の赤じそをザルに広げて天日干し→カラカラに乾燥したら2重にしたポリ袋に入れてすりこぎで叩いて粉々に→塩少々または好みの具(ちりめんじゃこ・ゴマなど)と混ぜればOK。出来上がりの色が地味で時間と手間はかかりますが、フードロス削減になります。


▲おにぎりにしても、おいしいです!

 温かいごはんにまぜると、ふわっと赤じその香りが立ち、おいしいですよ。

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