小学校のキャリア教育(※1)の副教材として配布される、厚木市・伊勢原市の2024年度版「小学生のためのお仕事ノート(企画・発行:中広)」に、アンリツが掲載された。
将来の夢を描く手助けになることを期待
「小学生のためのお仕事ノート」は、文部科学省が推進するキャリア教育の副教材として、学校教育の中で活用してもらえるよう、地域の小学校を通して配布される。地域企業の仕事を紹介することで、どんな仕事が身近にあるのか学ぶことができる。働くことに関心を持ってもらい、将来の夢を描く手助けになることが期待されている。
厚木市・伊勢原市版は、厚木市、伊勢原市の小学校31校の3・4年生1人ひとりと先生に配布される。納品部数は5,361部。
イラストや写真を用いて分かりやすく説明
1895年創業、厚木市に本社を置くアンリツは、いろいろな計測器を作り、はかる技術で社会を支える会社だ。
今回、さまざまな仕事があることを子どもたちに知ってもらえるよう、同社は2023年度版「小学生のためのお仕事ノート」で紹介した仕事と異なる仕事を取り上げた。掲載箇所は14・15ページ。
同社のコア技術である「はかる技術」や社会貢献への取り組みなどについて、小学生でも理解できるよう、イラストや写真を多く用いて分かりやすく説明。震災支援として同社の光ケーブルを検査する計測器を、被災地で通信設備の復旧工事を行う企業に無償で貸し出したり、障がいのある人が働く「ハピスマ」という会社をつくり、石けんを製造・販売していることなどを紹介している。
未来を担う子どもたちに、アンリツの仕事を通して「はかる技術」への関心を持ってもらうとともに、将来の夢を描くきっかけにして欲しいと考えている。また同社は、今後も地域の子どもたちの育成支援に貢献していく。
厚木市・伊勢原市に住んでいる人は「小学生のためのお仕事ノート」をチェックしてみては。
アンリツのページ(PDF):https://dl.cdn-anritsu.com/ja-jp/about-anritsu/news/job-note-2024-anritsu.pdf
※1 望ましい職業観・勤労観及び職業に関する知識や技能を身に付けさせるとともに、自己の個性を理解し、主体的に進路を選択する能力・態度を育てる教育のこと。小学生におけるキャリア教育では、働くことへの関心や、身近な仕事への気づきが必要と考えられている。
(江崎貴子)
配信: STRAIGHT PRESS
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