姑の“孫差別”がひどい…守ってくれた息子の行動とは?/義実家・家族人気記事BEST

姑の“孫差別”がひどい…守ってくれた息子の行動とは?/義実家・家族人気記事BEST

 女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとに紹介します。こちらは、「義実家・家族」ジャンルの人気記事です。(初公開日は2020年7月5日 記事は取材時の状況)

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 令和の時代に突入しても変わらずあるのが姑嫁のトラブル。たとえたまに会うだけだったとしても、本人にとっては大きなストレスです。

 なかでも特に辛いのが自分の子供にまで被害が及ぶ“孫差別”をしてくる姑でしょう。結婚以来、会うたびにいびられていたという磯原彩智さん(仮名・37歳/派遣社員)も義実家に帰省するたび、子供が孫差別に遭っていたといいます。

義兄夫婦の子供とロコツすぎる差別をしてくる姑

「もともと主人と私の結婚に反対していたらしく、お義兄さんの奥さんに対する態度とは露骨なまでに違うんです。帰省中、私は完全に姑の召使い状態。子供にもお義兄さんのところはお年玉が1万円なのにウチは1000円。クリスマスや誕生日のプレゼントも毎年のようにもらっていたみたいですが、ウチの子には一度もありませんでした」

 それ以上に許せなかったのは、義兄夫婦の子にいじわるをされても姑が常に磯原さんの息子だけを一方的に悪者にして叱ってきたこと。それでも夫には心配をかけまいと黙っていたそうですが、さすがに様子がおかしいことに気づかれてしまったとか。

 実の母親のウラの顔を知った夫は当然激怒。以来、子供を連れて義実家に帰省することはほとんどなかったそうです。

「それでも年1~2回は顔を出していたので、そのときは私の実家や姉に預かってもらっていました。でも、今から2年前のある日、お義母さんが突然ウチに来たんです」

 別の用事で訪れたついでだったらしいですが、磯原さんにとっては一大事。しかも、この日は日曜日で夫は朝からゴルフという不運が重なります。

「このとき家に居たのは、私とまだ幼稚園だった娘の2人。孫差別を受けていたのは当時中学生になっていた息子のほうで、娘が生まれてからは赤ん坊のころに何度か会わせただけでした。

 けど、主人が不在であることを告げても『かわいい孫娘の顔が見たかったのよ』と言われ、近くまで来ていたので断ることもできず、家に上げてしまったんです」

孫娘の「絵本を読んで」とのお願いも拒否

 このときも姑による嫁いびりは全開。ちょうどお昼時だったので空腹を訴える姑にも食事を出したら、なんと1口も手をつけずに台所の三角コーナーに捨てられてしまいます。

「義実家で過去に同じ目に遭ったことはありますが、まさかウチでもやるとは思いませんでした。主人が居なかったのをいいことに私へのいびり口撃は舌好調。ただ、結婚して10数年経ち、私も聞き流すスキルを身につけていましたからこの程度であれば我慢することはできました」


 途中、部活の練習から息子さんが帰ってきましたが姑を見るなり、挨拶だけしてすぐに自分の部屋へ。それを見て、「愛想がないわね。まったく誰に似たのやら」と孫に対しても嫌味を吐きまくるのです。

 それも適当にスルーしていましたが、この日は朝からお腹の調子があまりよくなかった磯原さん。お手洗いに向かおうと席を立ちます。

「娘とお義母さんを2人きりにするのは不安でしたが、『娘のことを頼みますね』とお願いしました。ですが、恐れていたことが起きてしまったんです」

 娘さんは絵本大好きっ子で、おばあちゃんに読んでもらおうとしましたが、姑はこれを拒否。それでも負けずにおねだりをし続けたそうですが、姑はイラッとしたのか本を奪って壁にぶん投げてしまいます。

 ありえない行動に娘さんも大泣き。すると、泣き声を聞いて自分の部屋にいた息子さんがリビングにかけつけます。

「娘から『絵本読んでってお願いしたら……本を投げられたの』と聞いて、お義母さんに『謝れよ!』と迫ったそうです。それでも謝るどころか逆切れし、息子の頬を何度も平手打ちしたというんです」

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