東京、神奈川、静岡、山梨にて施設事業、訪問看護事業、訪問介護事業を展開しているメディホスは、6月30日(日)、山梨県南巨摩郡富士川町に医療特化型高齢者住宅(俗称)「メディホス富士川」を開設した。
「メディホス富士川」開設の背景
現在、日本は超高齢化社会となっており、難病や末期がん療養者の増加が顕著に。2023年の時点で、難病療養者は約90万人(※1厚生労働省資料より)、末期がん療養者は年間約37万人(※2日本対がん協会および国立がん研究センターによる統計より)に達している。地域によっては療養者が適切な医療と介護を受けることが難しく、在宅療養の負担も大きくなり、特に、終末期ケアや専門的な医療支援が求められる場面が増えているという。
そうした社会背景を踏まえ、ニーズに対応するため、メディホスは、山梨県南巨摩郡富士川町に難病および末期がん療養者に特化した医療特化型高齢者住宅(俗称)「メディホス富士川」を開設することになったそう。
一人ひとりに合わせたケアを実現
「メディホス富士川」では、専門的な医療ケアと充実した介護サービスを提供し、一人ひとりに合わせたケアを実現する。また、医療・介護の連携を強化し、地域の医療機関とも協力して、療養者とその家族が住み慣れた地域で安心して生活できる環境の提供を目指す。
難病や末期がん療養者とその家族が直面する最大の課題は、適切な医療・介護の確保と、安心して過ごせる環境の整備。特に終末期においては、専門的な医療ケアが求められ、家族の精神的・肉体的負担も大きくなる。
「メディホス富士川」では、24時間体制での専門医療ケアや終末期ケアを提供し、療養者が尊厳を持って生活できる環境を整備し、家族の負担軽減と精神的支援も行う。
配信: STRAIGHT PRESS