避けても避けても、なぜか身に降りかかってくるさまざまな災難やおかしな出来事、そして理不尽の数々を哀愁ただようタッチの漫画にし、X(旧Twitter)で発信をしている青木ぼんろさん(@aobonro)。どこかで経験したことがあるシーンに、多くの共感の声が寄せられている。
今回は、X(旧Twitter)を中心に注目を集めた「傘の持ち方」をテーマに、1年後までを描いた拡大版。多くの人が行きかう駅で、あなたの傘の持ち方は大丈夫ですか?
※本記事は発売中の「恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない僕のサラリーマン生活」から一部抜粋・編集しました。
「傘の持ち方」を漫画にしようとしたきっかけについて聞いてみると、閉じた傘で後方を突き刺すように歩く人に出会ったことが理由とのこと。確かにあれは危ない。「今回はどちらかと言うと、創作漫画として見ていただければと思います」と話す。
注意しようとするシーンがあるが実際にしようとすると、意外と勇気のいる行為だ。
その点については「ただ口頭で注意をしても、こういう持ち方をする人は何が危険なのか理解してもらえないと思う」と苦々しく語る。そのため、実際に軽く刺さりに行って、サッカーでフリーキックを貰うため大げさに痛がるが如く、叫びちらして地面をのたうち回ってみるのが効果的な気もする、と話してくれた。
傘の持ち方によって、どれだけの危険を他人に与えているかを実際に見せることが、一番の防止になるのかもしれない。
「持ち方」以外に、他人の傘に悩まされた経験について聞いてみると、「地下鉄の駅に入ろうとしたら、目の前のおばちゃんが高速で傘を開閉していて飛沫(しぶき)をもろにもらったことがあります」と話す。その後、おばちゃんは気まずそうな顔で去っていったそうだ。
傘の持ち方、あなたは「気にしてなかった」と驚きますか?それとも「そうそう!」と頷きますか?今後も“恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない”けれど、どこか一大事にも感じるサラリーマン生活を漫画をお届けします。乞うご期待!
配信: Walkerplus
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