運を良くしたい、と思う人は多いと思います。
ですがそもそも「運」とは何を指すのでしょうか?
カイロプラクティック施術院・KCSセンター武蔵小杉のセラピスト まくらくまさまにお話を伺いました。
「運」とは?どうすればアップさせられる??
「運」、それは、あなたの人生を大きく左右するもの。
味方につけたいと誰もが思うことでしょう。
まず、この「運」というものが何なのかということですが、これは現実に起こったことに対する私たちの受け取り方の問題ですから、心の持ちようによって、上げていくことは可能です。
これからお話しすることは、占いのようなスピリチュアルな話ではありません。
また、サイコロの出る目のような、完全に確率論が支配する世界の話でもありません。
以下、運を上げていくための具体的な思考方法についてお話しします。
「自責思考」について
「自責思考」というのは、何か(問題が起きたときに、責任や原因の所在について、まずは自分の行動や考え方)について振り返るというものです。
なぜ自責思考が自らの運を上げて可能性を広めてくれるかというと、それは「他人は変えられないから」に他なりません。
自分が主体的になって物事を見ていく。自分が行動する。そういうところに運は転げ落ちてきます。
「割引率」について
「割引率」というのは、もとは経済用語で、例えば現在の100万円を、10年後の200万円として見ることができるかということです。
これは、100万円を年利7%で増やせれば実現できますので、米国S&P500社指数に連動するインデックスファンドを買っておいた場合、達成しうる期待値として妥当です。
そこから転じて、「欲に流されずに根気強く行動する」とか、「将来のために今は貯蓄する」といったことは、割引率が低い(=良い)行動ということになりますし、逆に「今さえ良ければ良い」という考えで浪費したり、怠惰な生活を送るのは、割引率が高いといえます。
そしてこの、割引率が低いと、目の前のことに一喜一憂せずに済みますので、運がやってくるのです。
「割引率」について その2
私の仕事と関連の高い「健康」も、実は根っこは「割引率」の問題なのです。
いずれやらないといけないことはさっさとやっておく。
歯科の定期健診に予約を入れて、虫歯は早期治療する。
加工食品はなるべく摂らず、自分でつくった食事をする。
身体に痛いところがあれば、放置せず、何かのサインだと思って、なおしておく。
定期的に運動をする。
こういった行動は、割引率の低い人がとる行動です。こういうことをやっていると、生活に余裕が生まれますし、幸福を感じやすくなります。
情報との向き合い方について
情報との向き合い方については、自分が興味があるもの、知りたいことがあれば、そのキーワードについて常に頭の隅に置いた状態にしておきます。
そうすると、今まで無意識だった周辺視界から幸運にも情報が飛び込んできますし、人との会話の中にも有意義な情報を得られるようになります。
また、知りたい情報があれば、情報収集だけでなく、なるべく自分から情報を発信するように心がけましょう。
今はSNSやブログなどで、個人で情報を発信できる時代になりました。
その際に大事なことがあって、それは、「見返りを求めずに、読者に情報を与え続ける」ということになります。
この記事でも、私は「自分の治療院に人がたくさん来てくれたらいいな」という見返りは求めずに、ただ自分が思うことを発信しています。
結果(幸運)は、後からついてくればそれで良いのです。
レジリエンスを習得する
レジリエンスというのは、直訳すると「回復力」となります。
何か困難な状況に陥ってしまったときに、そこから立ちなおる力とみることができます。
レジリエンスについては、もうそれだけで何本もの記事になってしまいますから、ここでは詳細は割愛しますが、「自己肯定感」や「ストレス耐性」などは、幸福を引き寄せるために重要な概念です。
レジリエンスを習得するためには、実は今日ここまで書いてきたことはすべてレジリエンス習得のためにも重要といえます。
しっかり寝ることも大切です。
睡眠は、それ自体、幸福感を得られますが、明日に向けてエネルギーを蓄え、体や心を回復させてくれます。
睡眠時間と環境の確保を心がけましょう。
以上、運をつかみ取る考え方や行動について書いてきました。
というわけで、「運」は自ら上げていくことが可能ですので、そのために日々行動していきましょう!
[著者]
まくらくま
関西カイロプラクティック医学院卒業
一般社団法人KCS会員
KCSセンター武蔵小杉セラピスト
「背骨をやさしく動かして不調を改善します。キレイな身体はキレイな脊柱から。」
KCSセンター武蔵小杉
https://www.kcs-center.com/centers/2804/
配信: キレイ研究室
関連記事: