子ども用マグカップの選び方
子どもは口が小さく、握力も弱いため、大人と同じマグカップを使っても上手に飲めません。
子どもには専用に作られたマグカップを用意して、上手に飲むトレーニングをさせてあげましょう。
はじめに、子ども用マグカップを選ぶときのポイントを解説します。
使いやすい形状や重さを選ぶ
子ども用のマグカップは、大きく「赤ちゃん用」と「幼児用」に分けられます。
赤ちゃん用は密閉できるフタが付いていて、振り回しても中身がこぼれにくいのが特徴です。
フタにはスパウトやストローなどの「吸い口」が付いており、哺乳瓶からマグカップへと無理なくステップアップできるように作られています。
カップに口を付けて飲めるようになったら、幼児用マグカップの出番です。小さな手でしっかり持てて、倒れにくい形状のものを選んであげましょう。
壊れにくい素材がおすすめ
マグカップの素材は、軽くて壊れにくいものがおすすめです。陶器やガラスのマグカップは重く滑りやすいので、子ども用には適していません。
ぶつけたり落としたりすると壊れるため、ケガをする危険もあります。慣れるまではプラスチックやメラミン、シリコン製のものを選ぶと使いやすく、ママも安心です。
コップ飲みデビューに最適なマグカップ3選
赤ちゃんが使うマグカップは、フタや飲み口に「飲みやすい工夫」が施されたものがおすすめです。コップ飲みデビューに最適なマグカップを紹介します。
コンビ teteo マグカップ バルーン Neo
「teteoマグ バルーン Neoシリーズ」は「飲みたい気持ち」をサポートする、赤ちゃん用のマグカップブランドです。
フタと飲み口の形状によって「マグベビー」「マグスパウト」「マグストロー」「マグカップ」の4種類があり、赤ちゃんの成長に合わせて選べます。
コップ飲みの練習には、栓を外して飲み口から直接飲める「マグカップ」タイプがおすすめです。
ハンドルと飲み口が斜めになっているため、赤ちゃんが少し傾けるだけで中身が出てきて、上手に飲めます。栓を閉めると中身が漏れない構造で、お出かけにも便利です。
・Amazon:コンビ teteo マグカップ バルーン Neo
ピジョン マグマグ コップ
ねんね期から1人で飲めるようになるまで、4つのステップでトレーニングできるのがピジョンの「マグマグシリーズ」です。
8カ月ごろから利用できる「マグマグ コップ」は、飲み口にゆるやかなカーブが付いています。この形状が赤ちゃんの小さな口にフィットし、口角から飲み物が漏れにくいのが特徴です。
つまみを回すと飲み物が出る量を調節できるので、出過ぎてむせてしまうこともありません。
フタは真後ろにパタンと倒れるようになっており、飲むときに邪魔にならないのもポイントです。
レック アンパンマン コップ飲みマグ
レックのベビー&キッズ用品には、「アンパンマン」の柄が採用されています。子どもに人気のキャラクターなので、毎日喜んで使ってくれるでしょう。
両手で持てる「コップ飲みマグ」は、フタをしっかりロックできるマグカップです。ロック中はカバンの中で横にしても開かないので、持ち歩きに重宝します。
ガラスコップのような透明感のある素材で、中身が見えやすいのもポイントです。
倒れても安心なマグカップ3選
食器の扱いに慣れていない子どもは、マグカップを倒したり落としたりすることも多いです。
とはいえ、いつまでも赤ちゃん用のマグカップを使わせるわけにはいきません。子どもが自分で飲む喜びを味わえて、ママも安心できる、欲張りなマグカップを紹介します。
メイプルウェア あんしんマグ
「メイプルウェア」は育児を楽しくするアイデアがいっぱいの、ベビー用品のブランドです。
「あんしんマグ」は、倒れるとストッパーが動いて素早く飲み口をふさぐ、フタ付きのマグカップです。うっかり倒したときはもちろん、逆さにしてしまっても中身がこぼれません。
飲み口からは常に一定の量だけが出るようになっているため、一気に飲んでむせてしまうことも防げます。
リッチェル アクリア コップでマグ 直飲みタイプ
「リッチェル」のベビー用品には、赤ちゃんもママも使いやすい商品がそろっています。
特に「アクリア コップでマグ 直飲みタイプ」は、シンプルなデザインと機能性が人気の商品です。口当たりの柔らかなシリコン製の飲み口が、赤ちゃんのコップ飲みを無理なくサポートしてくれます。
密封性に優れたフタは、倒しても中身がこぼれにくく、フタを外せば普通のマグカップとしても使えますよ。
・Amazon:リッチェル アクリア コップでマグ 直飲みタイプ
サッシー ストラップ付きトレーニングコップ
「サッシー」はアメリカからやってきた、知育玩具のブランドです。カラフルな色使いとポップなデザインが、赤ちゃんの興味を引き付けます。
フタを付けたままで飲めるこちらのマグカップは、ガラス並みの透明度と高い強度を持つ「トライタン樹脂」を使っています。
フタを外せばおしゃれなガラスコップ代わりになり、長く使えるでしょう。お出かけに便利なストラップも付いています。
両手持ちで使えるマグカップ3選
小さな子どもにとって、飲み物が入ったマグカップを片手で持つのは難しいものです。
小学校に入るまでは、安定感のある両手持ちタイプでしっかりコップ飲みの練習をするとよいでしょう。
1歳から4~5歳まで使える、おすすめのマグカップを紹介します。
スケーター トレーニング マグコップ ミッキーマウス
「スケーター」は、子ども向けのキャラクター水筒やお弁当箱が人気のブランドです。
この「トレーニング マグコップ」は飲み口が斜めに傾いているため、首を後ろに傾けなくても上手に飲めます。
底面積が広くて、テーブルに置いたときに倒れにくいのもポイントです。電子レンジと食洗機にも対応しています。
・Amazon:スケーター トレーニング マグコップ ミッキーマウス
タック キッズディッシュ マグ
株式会社竹中が運営するフードウェアブランド「タック」は、日本の漆器技術を取り入れた商品が特徴です。
性別や年齢を問わないシックな色合いとシンプルなデザインが特徴的で、子どもが大きくなっても使えます。
「キッズディッシュマグ」はスタッキングできるため、収納する際も場所を取りません。いくつかそろえて、きょうだいや家族で使うのもおすすめです。
両側に大きな持ち手が付いたマグはとても持ちやすく、お茶やジュースはもちろんスープマグとしても重宝します。
グリーンスプラウツ シリコン トレーニングマグ
「グリーンスプラウツ」は材料や製造方法にこだわり、赤ちゃんの健康と安全に配慮した製品を提供しているアメリカのブランドです。
「トレーニングマグ」には、軽くて柔らかなシリコンが使われています。シリコンには「滑らない」「割れない」など、たくさんのメリットがあります。
子ども用マグカップの素材として最適といえるでしょう。食洗機対応で清潔に使えるのもポイントです。
・Amazon:グリーンスプラウツ シリコン トレーニングマグ
まとめ
食器やカトラリーと同じく、マグカップも子どもの成長に合わせて選ぶことが大切です。適切なマグカップを使えば、飲み物をこぼしたり、割ってケガをしたりすることも減らせます。
コップ飲みデビューの準備から1人で上手に飲めるようになるまで、子ども用ブランドのマグカップを使って上手にサポートしてあげましょう。