月間1000万人が利用!症状検索アプリ「ユビー」が指で医療にアクセスする社会の実現を目指す。新CMの見どころは賀来賢人の“指”役!?

月間1000万人が利用!症状検索アプリ「ユビー」が指で医療にアクセスする社会の実現を目指す。新CMの見どころは賀来賢人の“指”役!?

医師とエンジニアが創業したヘルステックスタートアップUbie(ユビー)株式会社の症状検索アプリ「ユビー」が2024年5月に月間利用者数1000万人を突破。全国で幅広い年齢層に利用され、「気になる症状が出た際に、必要な情報を調べられるサービス」として広まっている。今後は医療の入口としての発症時のみならず受診・治療・健康時すべてのタイミングで利用できる「パーソナル健康管理プラットフォーム」を目指すという「ユビー」について、担当者に話を聞いてみた。

――症状検索アプリ「ユビー」とはどのようなアプリですか。

「ユビー」は生活者の適切な医療へのかかり方をサポートする受診支援サービスです。アプリ・Webから気になる症状について20問ほどの質問に回答するだけで、症状に関連する病名と病気についての情報、近隣の医療機関を誰でも無料で調べることができます。さらに、病気の疑問や悩み・治療方法について調べることも可能です。「Google Play ベスト オブ 2023」の「優れたAI部門」大賞を受賞し、月間1000万人以上の方々に利用いただいています(2024年5月時点)。
※ユビーは医療情報の提供のみを行っており、医学的アドバイス、診断、治療、予防などを目的としておりません

――症状検索アプリ「ユビー」の意図や狙いを教えてください。

「ユビー」は病気の「早期発見」と、病院への「早期受診」をサポートするサービスとして全国の幅広い年齢層の方に利用され、累計利用回数は1億8000万回以上に上りました。さらにユビーを利用したあと、実際に受診したと推計される人数は1838万人で「受診してよかった」と答えています。

たとえば、消化器内科で心因性の腹痛と診断され服薬を続けるものの症状は改善せず悪化していた際に「ユビー」で症状を検索。婦人科系疾患との関連性が示され、婦人科を受診した結果、子宮内膜症と診断。今ではすっかり元気になっている方もいらっしゃいます。このように「ユビー」では関連する病名や医療機関を表示するだけでなく、適切な治療へご案内する「受診の手がかり」としてご利用いただいています。

――症状検索アプリ「ユビー」のアイデアはどのようにして生まれましたか?

共同代表の阿部が研修医として臨床していた際に直面した医療の課題から生まれました。仕事が忙しく血便を2年放置していた患者さんがいらっしゃり、診察・検査してみると大腸がんのステージ4でした。2年前の段階で受診してくれていれば医師として提示できる治療の選択肢はもっとありましたが、この段階では抗がん剤治療しか提案できず、結局その患者さんは亡くなってしまいました。このような「もっと早く受診してくれれば」という悔しい思いから「お腹が痛い」「頭が痛い」となったときに、いつ、どの診療科にかかったらいいかをすぐに調べられ受診を支援するアプリを開発し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による受診控えの深刻化が問題となった2020年4月に当時予定していたリリース日を前倒しして緊急提供を開始しました。

――「ユビー」ではどこまでのサービスを無料で利用することができますか。

サービスの基本的な部分はすべて無料でご利用いただけます(2024年5月時点)。

――5月18日からオンエア開始された新TVCM「ユビーくん」篇についてイチオシポイントを教えてください。

「ユビー」というアプリ名に込めた「指で医療にアクセスする社会へ」という想いを表現するためCMキャラクターの賀来賢人さんに“指”役を演じていただきました。“指”自体が賀来さんであるため、スマホを操作する際に賀来さんの頭が画面にぶつかってしまうなど、くすっと笑えるシーンにもご注目ください。

――読者へのメッセージをお願いします。

2024年5月より「ユビー」上で受診と処方箋の記録・管理ができるマイナポータル連携を本格開始しました。マイナポータルと連携することでご自身の受診履歴や処方履歴などのデータから適切な医療情報を提供できます。「気になる症状について調べたい」「受診すべき病院や受診科がわからない・・・」などの悩みをお持ちのみなさま、ぜひこの機会に症状検索アプリ「ユビー」をご利用いただき、さらにマイナポータル連携でご自身の健康にお役立てください。

■医療機関でも使われるAIを活用した「ユビー」
サービスの開発には50名以上の現役医師が携わり、約5万本の医学論文に基づいた、3500以上の症状と1100以上の病名に対応している。サービス提供開始当初から口コミを中心に利用者数を伸ばしてきた「ユビー」だが、病気の疑問や悩み・治療方法について調べられる新機能の利用が急速に広まり、月間利用者数は1000万人を突破。アカウントの登録者数も500万人を超えるなど、気になる症状や病気について「まずユビーで調べてみる」というスタイルが着実に広まりつつある。

■月間3000万人が利用する「パーソナル健康管理プラットフォーム」を目指す
これまで発症時に利用することで、月間利用者数1000万人を突破した「ユビー」だが、今後は「パーソナル健康管理プラットフォーム」として、発症時のみならず受診・治療・健康時すべてのタイミングで利用できるサービスとして月間3000万人の利用を目指すという。第一弾として、「ユビー」上で受診と処方箋の記録・管理ができるマイナポータル連携も開始された。生活者一人ひとりになくてはならない健康インフラとなり、会社のミッションである「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」を実現していくという。

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