片づけについて、親から口うるさく言われた経験はないでしょうか。
今回は、そんな両親から離れたいと一人暮らしをした結果、ズボラな性格のせいで大変な目に遭ったというユカさん(仮名・21歳)の話を紹介します。
口うるさい両親がいない一人暮らしで散らかし放題
片づけが苦手で、散らかっていてもとくに何も感じないタイプのユカさんは、少し散らかっただけでも「片づけをしなさい」と口うるさい母との相性は小さい頃から最悪。父親に助けを求めても、「片づけは生活の基本」と諭されるだけでした。
「そんな実家に嫌気が差し、短大卒業後に一人暮らしをはじめたところ、それはもう快適! うるさい母がいないので一気に解放された気分なり、実家に居るときは口うるさく言われるからしぶしぶやっていた片づけも一切しなくなりました」
職場の同僚と、毎日のようにランチや飲み会を楽しむ日々。自宅アパートへ戻っても、汚れた衣類などをクローゼットへ押し込み、ゴミの日に出し忘れたゴミはベランダへ出すだけ。それでも、ユカさんのことをとがめる人は誰もいません。
夏になると部屋中に強烈な悪臭が充満
「自分のアパートには絶対に友だちを呼びませんでしたが、同じように一人暮らしをしている同僚のマンションに泊まることも多かったです。すると余計に家へ帰る時間が短くなり、ベッド周辺やキッチンにまで服を脱ぎすて、ゴミを出し忘れることも増えていきました」
そのような状況下でも、好きな人が「料理好きで、料理が得意な子がタイプ」と聞けば、自炊する女子になろうと調理器具を揃えてチャレンジしたことも。けれど、洗い物が面倒になり、すぐに諦めてしまいます。もちろん、洗い物は放置。
「そうこうしているうちに夏となり、自宅マンションへ戻ると鼻をつくような悪臭に悩まされるようになりました。入居してから半年も経っていないのに、床や壁には茶色や黒っぽいシミ。テーブルの上に放置した弁当や総菜の空容器周辺には、コバエが飛び回っています」
配信: 女子SPA!