B Labが、ニューロダイバーシティプロジェクトの活動の一環として、10月12日(土)・13日(日)に、展示「みんなの脳世界2024〜超多様〜」を開催する。
各々の「ちから」を発揮できる社会の構築を目指す
B Labは、ひとりひとりがそれぞれの場所で各々の「ちから」を発揮できる社会の構築を目指して、ニューロダイバーシティプロジェクトを昨年発足。30以上の企業、大学、団体と共に活動している。
社会には「生きづらさ」を抱えている人がおり、どうにも人とうまく付き合えず、社会と折り合いがつかず、居場所がなく、苦しみ悩む人が多く存在している。そこには脳の多様性が背景にあることが明らかになってきた。
そして、十分に「ちから」を発揮できず、さまざまな場面で困難に直面してしまうと、「個人の特性」が問題かのように捉えられることがあるという。
弱さや生きづらさを、強みに変える
人間の脳や神経はとても多様で、誰もが独自の特徴を持っており、これを「ニューロダイバーシティ」と呼ぶ。この独自の特徴を持っていることで、現代社会では生きづらさを感じている人たちが存在しているとのこと。
しかし、人々が抱える「生きづらさ」は、個人の特性と環境の相互作用によって生じるものだとB Labは考えており、個人の特性を尊重し、適切な環境を整えることで、「弱み」「生きづらい」とされていたものを「強み」「生きやすい」に変えることができるという。
配信: STRAIGHT PRESS