熱帯夜を乗り切るための快眠テクニック! ひんやりグッズとエアコンを上手に使って夏の睡眠環境を整えよう!

夏の夜は“エアコンはつけっぱなしが正解”ってホント!?

エアコンを一晩中つけっぱなしにして眠るなんて体に良くないのでは? 翌朝だるく感じない? と思うかもしれませんが、今の日本でエアコンを全く使わずに快適な環境を作るのは、正直難しいと考えられます。熱帯夜にエアコンをつけずに眠ると、夜間熱中症を引き起こす恐れもあるため、くれぐれも無理は禁物。また、睡眠の途中で起きてしまうことも睡眠の質を下げる原因になります。

夏のエアコンは朝まで基本つけっぱなしで、設定温度の目安は26度~28度に。一晩中エアコンをつけておくことで室温が安定します。エアコンの風が直接体に当たらないよう風向きを水平か上向きに調節し、寝具で調節すると快適に眠れます。

夏の快眠環境を整える6つのコツ

①寝る前に部屋と寝具を冷やしておく

寝る前にエアコンの設定温度を少し低めにして部屋自体を冷やしておくと、より眠りやすくなります。合わせて寝具も冷やしておくのがポイント。以下のエアコンの2段階設定も効果的。設定温度を上げた後は、室温はゆっくりと上昇していくので、寝ている間は身体が冷えすぎずに済みます。

就寝1時間前:低めの温度(25℃など)で設定し、部屋を冷やす

寝る際に設定温度を快適な温度(26~28℃)まで上げて、そのままつけておく

手持ちのエアコンに「快眠モード」や「おやすみモード」など睡眠のためのモードがある場合は、それを使うのも手。温度や湿度を自動で調整してくれます。

②夕食から就寝まで、最低でも2時間あける

就寝直前に食事を摂ると、胃腸などが活発に働き始めて深部体温が上昇し、スムーズな入眠を妨げてしまいます。夕食から就寝まで、最低でも2時間ほどあけるようにしましょう。

③就寝1〜2時間前までには39〜40度の湯船につかる

良質な睡眠をとるためには、体を“睡眠モード”に整えていくことが重要です。就寝1〜2時間前に39〜40度の湯船で20分ほど全身浴すると、副交感神経が優位になり心と体がリラックスした状態に。

④室温とパジャマと寝具のバランスで調節

エアコンの設定温度を25℃と低めにしておいて、長袖・長ズボンのパジャマにオールシーズン使えるタイプの羽毛布団などを選んだり、薄手の夏用パジャマを着てタオルケットをかけるようにして、エアコンの温度は高めに設定しておくなど。いろいろ試してみて、自分が心地いいバランスを探してみて。

⑤それでも暑く感じたら、扇風機やサーキュレーターで空気の循環を

室内の空気が循環していないと、エアコンが作動していても暑く感じる場合があります。そんなときには、扇風機やサーキュレーターなどで空気の循環を行いましょう。これらも寝ている間に直接風が体に当たらないように、置き場所や風向きを調整することが大切。壁側に向けて、間接気流を作るのがコツです。 エアコンの効率化にもつながります。

⑥スマホは寝室に持ち込まない

眠る直前までスマホやテレビの明るい画面を見ていると、脳が覚醒してしまい、睡眠の質が低下する原因に。“スマホは寝室に持ち込まない”、“テレビはあらかじめ消しておく”など、就寝時のルールを決めて習慣化しましょう。

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