自分の居場所ができて変わった!子どもたちの変化
子ども部屋を作ってみてよかったことを教えてください
とにかくケンカが減りました!自分の居場所ができて、干渉されずに好きなことに没頭できるようになったというのがあり、落ち着くようになりましたね。
親も子どもがYouTubeを見ていると気になって「なにを見ているの?」と声を掛けたりしていましたが部屋ができたら、子どもたちが何をしているのかわからないんですよね。それはきっと中学生の男の子にはいい距離感なのかなと。
子どもたちのエリアができて、そこに親が立ち入るときもちゃんと遠慮が生まれてプライバシーも確保される。親だから子どものプライバシーにずかずか入っていい訳ではないので、その意識も私の中でしっかりできました。
子ども同士でも相手のテリトリーに入るときは、ちゃんと一声かけるんですよね。部屋にあるものを勝手に取らないとか相手を尊重する関係性ができました。母エリアに来る時も 「お母ちゃんちょっといい?」と声掛けるようになって、ちゃんとお母ちゃんはいま休憩しているなとか考えるようになって、間取りだけでこんなに意識が変わるなんて不思議だなと思いました。
マルサイさんご自身のスペース
子どもの成長に合わせて変化していく部屋作り
「子ども部屋が欲しい!」と言われたときに、初めはリフォームをしてリビングに部屋を作ろうと思っていました。でも今回、実際にはリフォームをせずに子ども部屋を大改造できました。このマンションを決めたときにリビングが広く窓も大きくて開放感があるところが気に入っていたので、今は「リフォームをしなくてよかったね」と夫と話しています。これからも子どもたちの成長や環境に合わせて、アレンジしながら子どもの空間を作っていきたいと思います。
お話を聞いたのは
マルサイさん
エッセイ漫画家で三兄弟の母。Instagramのフォロワーは11万人超。著者に『男子が3人います。』(大和書房)、『主婦力ゼロからのやってみた家事』(大和書房)、『40代からの心と体を整えるゆるランニング』(エムディエムコーポレーション)他。書籍、雑誌、web等で活躍。ぎゅってWebでは日々の食事にまつわる漫画を展開している。ぎゅってWeb連載「マルサイ家の食卓」はこちらから
〈文/やまさきけいこ〉
配信: ぎゅってWeb