春ドラマで強かったのはテレビ朝日とTBS
このランキングからは、春ドラマは視聴率だけでなくTVerにおいてもテレビ朝日とTBSが強く、一方で日本テレビは(『花咲舞が黙ってない』は視聴率のみ健闘したが)厳しい結果にあったことがわかる。とくにテレビ朝日のゴールデン・プライム帯ドラマは「世帯視聴率は強いものの配信は弱い」傾向が強かったこともあり、『Destiny』と『Believe』の成功は特筆すべきところ。
夏ドラマは、TVerで累計7300万回超えという歴代最高の再生数を叩き出した『silent』のチームが再集結した月9『海のはじまり』(フジテレビ系)が控えていることも話題だが、フジテレビはまた新記録を打ち立てるだろうか。
2024年GP帯春ドラマTVerお気に入り登録者数「増加数」ランキング
1位 『Destiny』(テレビ朝日)+98.4万
2位 『アンチヒーロー』(TBS)+81.3万
3位 『9ボーダー』(TBS)+79.6万
4位 『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日)+77.4万
5位 『366日』(フジテレビ)+76.0万
6位 『ブルーモーメント』(フジテレビ)+74.0万
7位 『アンメット ある脳外科医の日記』(フジテレビ)+71.1万
8位 『Re:リベンジ-欲望の果てに-』(フジテレビ)+67.6万
9位 『くるり~誰が私と恋をした?~』(TBS)+58.0万
10位 『イップス』(フジテレビ)+50.7万
11位 『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ)+50.5万
12位 『ダブルチート 偽りの警官 Season1』(テレビ東京)+35.9万
13位 『ACMA:GAME アクマゲーム』(日本テレビ)+28.4万
14位 『ミス・ターゲット』(テレビ朝日)+25.3万
15位 『特捜9 season7』(テレビ朝日)+11.8万
11位 『街並み照らすヤツら』(日本テレビ)+11.0万
【調査方法】
ドラマ放送前の4月3日時点のお気に入り登録者数と、その作品においてもっとも多かったときの数字(最終回を迎えると登録解除が増えるため)とを比較し、どれだけ増加したかをランキング化(筆者調べ)
<文/新城優征>
【新城優征】
ドラマウォッチャー。俳優インタビュー、Netflix配信の海外ドラマの取材経験などもあり。
配信: 女子SPA!
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