X(旧:Twitter)で毎日24時前後に更新中のねこに転生したおじさん、通称「ねこおじ」。トラックに轢かれて転生したら、なんと可愛い子猫になっていた。前世のおじさんの残像(薄らしている)と子猫のゆるかわ(目がきゅるるん)が奏でるコメディにハマる人が続出し、日々、数万いいねが届くほど人気を集めている漫画だ。今回は、作者のやじま(@yajima_en)さんにコメディ漫画「ねこおじ」出生の話など聞いた。
■読者のリプがストーリー展開の決め手
1枚のイラストから始まった「ねこおじ」。漫画を描くことになったきっかけについて、やじまさんは「漫画が好きだった両親の前で絵を描いたところ『天才だ!』とむやみに褒められ、それを鵜呑みにしてしまったところから始まりました」と話す。
初めての投稿では、セリフは「…!?」だけ。それにもかかわらず5.4万いいねを獲得した。ストーリー展開が始まったのは、第4話から。やじまさんは「最初は、おじさんがねこになっちゃった!ということ以外は何も考えていませんでした。読者さんのリプ欄へのリアクションを見ながら、おじさんにどんなことが起きたら楽しいかを考えています」と話しており、手応えとともに少しずつストーリー化していったことを明かす。
こだわっていることについて「気持ち悪くなったり、エッチな展開にはなって欲しくないな、と思っています。おじさんにそういうことをさせると一気に嫌悪感が出るので(笑)。あとは自分自身も見たいと思えるおじさんになっているか毎回考えています」と話す。
フォロワーが韓国語や英語に翻訳して投稿するほどの人気で書籍化やアニメ化も実現。「みなさんからのリプがついて、ねこおじが完成すると思って投稿しています。こんなに面白い人たちがたくさんいるんだと驚きます。『子どもにされた質問に代わりに答えてしまう親御さん』みたいになりそうで、なんとなくお返事できずにいますが、いつも読んでいます」と読者に対してメッセージをおくる。就寝前のお供にぜひチェックしてみてほしい。
取材協力:やじま(@yajima_en)
配信: Walkerplus
関連記事: