濃厚ラブシーンもあるKōki,の海外デビュー作。“キムタクの娘”で通用しない米国での意外な評判

濃厚ラブシーンもあるKōki,の海外デビュー作。“キムタクの娘”で通用しない米国での意外な評判

木村拓哉と工藤静香の次女、モデルのKōki,(21)が出演する映画『Touch』が7月12日、米国で封切られました。

監督はアイスランド人のバルタザール・コルマウクルで、アイスランドでは5月に公開済み。日本では2025年1月公開予定です。

「ロッテントマト」では「93%フレッシュ」

Kōki,にとっては2本目の映画出演で、メインキャストの一人。予告を見ると濃厚ベッドシーンもあるようです。Kōki,もオフショット写真を7月14日のInstagramにアップし、「是非ご覧になってください」とアピール。工藤静香は娘たちを猛プッシュする“ステージママ”として有名ですが、海外映画デビューをさぞ喜んでいることでしょう


日本の一部メディアは、何でもいいから工藤静香やKōki,を叩くと数字が取れるらしく、この映画も「日本で全く話題になっていない無風状態」とWebニュースになっていました。確かに、ラブシーンまである割には話題になっていないのですが、現地での評価を調べてみました。

米国の映画批評サイト「ロッテントマト」では「93%フレッシュ」(7/17時点、43レビュー)と、かなり良い数字です。日本の口コミサイトと違って、批評家や映画メディアのレビューを集めたサイトなので、それなりに信用度は高いでしょう。

Kōki,に対する米メディアの評価は?

あらすじを簡単に書くと…アイスランドに住むクリストファーは初期認知症と診断され、初恋を回想します。1969年のロンドン、日本食レストランでアルバイトをした彼は、経営者(本木雅弘)の娘である美子(Kōki,)と恋に落ちたのでした。ですが美子は突然姿を消してしまい――高齢となったクリストファーは、美子を探すために日本に向かいます。


「ロッテントマト」のレビューでは、「穏やかな心響く映画」「甘くチャーミングで、時に哀愁を漂わせる物語」など、おおむね好意的(訳は編集部、以下同)。

Kōki,に触れたレビューは少ないですが、

「英語版デビューとなるKōki,は、生まれながらのスターの存在感でスクリーンを埋め尽くしている」(NEXT BEST PICTURE)

「日本人モデルから俳優へと転身したKōki,が、感動的な印象を与えている」(THE Hollywood REPORTER)

という評価もありました。

公開されたらディスろうと待ち構えている一部メディアにとっては、残念かもしれないですね(それでもツッコミどころを見つけるでしょうが)。

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